私は30代の主婦です。テレビやネットで「夫源病」という言葉を目にするようになり、自分も夫源病に間違いないと確信しました。
きっかけは私が産後うつのときに、一番頼りにしていた夫に裏切られたという気持ちからです。
私の夫源病の症状は、夫と一緒にいるととにかくイライラすることです。頭がおかしくなりそうです。
夫のことは世界一好きで結婚したはずなのにどうして夫源病になってしまったのか、こんなはずじゃなかったというエピソードをお話します。
夫への恨みが夫源病に
私たち夫婦には6歳の娘がいます。
この娘の存在が夫源病と大きく関わっていると思います。
結婚後3年経って娘を授かりました。待ちに待った妊娠、出産でした。
それまで私たちは子供ができるように、子宝神社をお参りして心から子供を望んでいました。
また、二人での時間を大切にし、今のうちにと海外旅行もしていました。
私たちは仲睦まじい夫婦だったのです。
しかし実際に娘が生まれると、一気にのしかかる育児のプレッシャーに私は押し潰され、産後うつになってしまったのです。
待ちに待った子供だっただけに大事過ぎて、この命を一人で守ろうと必死になってしまったのでした。
私の両親はすでに他界しているため、里帰り出産はできませんでした。
夫の両親は冷たく、自分たちの仕事を優先して手伝いに来ることはありませんでした。
頼れるのはたった一人、夫だったのです。
夫はできる限りフレックスタイムを利用して育児に参加してくれました。
でも勇気を出して育休を取ってくれなかった夫への不信感が募っていったのです。
そこから夫への愛情は激減し、私が持っている全ての愛情は娘だけに注がれるようになりました。
6年経った今、夫と二人きりになるのが一番嫌な時間です。
夫と二人きりになると不愉快な気分に
現在6歳になる娘はパパのことが大好きで、休日にはパパと遊んでいます。
私は好きな時間ができるので助かっています。
しかし平日は夫の出勤時間が、娘の幼稚園の時間より遅くて二人きりになると私はとても不愉快な気分になってしまいます。
目も合わせたくないのです。
ましてや休日出勤した翌週には、平日に振替休日なんて取られた日は頭がおかしくなりそうになります。
振替休日はいらないからその分給料にして返してくれとさえ思ってしまいます。
二人で過ごすと自分のペースが乱され、私の縄張りのリビングに夫がいようものなら掃除機で吸い込んでやりたくなります。
とにかくイライラしますし嫌味を言いたくなってしまうのです。
一言でいうと「不愉快」ということばがぴったりでしょうか。
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さいごに
夫婦はお互いが一番大変な時に絶対的な味方にならないといけないと思います。
私は苦しんだ産後うつの時に、夫のサポート不足を感じ、夫への愛情が薄れていったのだと思います。
とにかく産後は大事です。
この時期をどう過ごすかが、将来の夫婦関係に影響を及ぼすと聞いたことがありますが、まさにうちの話です。
今は娘の寝顔は天使、夫の寝顔は気持ち悪いです。
「亭主元気で留守がいい」。これに尽きると思います。