結婚前後に幸せだと思う人より、不安に感じる人の方が多いんです。
「マリッジブルー」と言われる症状ですが、これから環境が大きく変わるし、親元を離れて独立するため責任感がのしかかるとか、ストレスや不安が一番大きいもの。
さらに、「本当にこの人でいいのかな?」という迷いもあります。
人間は「幸せになりたい!」と誰もが願っているのに、それをつかんだ時「不幸になるかもしれない。。。」と潜在的に幸せになる事を恐れている心理も持っています。
そんな相対する心理状況からマリッジブルーに陥りやすくなりますが、それを何とか解消できる方法がないか考えてみましょう。
目次
マリッジブルーってどんな症状になることを言うの?
精神的な病気に当てはめると、「抑うつ状態」に似ています。
症状がひどくなると、せっかくの婚約も破棄してしまうという事もあるのです。
それほどに追い詰められるマリッジブルーの具体的な症状はこれです!
メンタル面での症状
・気分が落ち込んでゆううつになってしまう。
・訳もなくイライラする。
・結婚自体に迷いを感じて意欲が薄くなってくる。
体に現れる不調
・暴飲暴食になってしまうときがある。
・ぐっすり眠れなくて不眠症になる。
・原因が分からない頭痛や胃もたれ、腹痛が時々起こるようになる。
・元々持病等がある部分が悪化してしまう。
相手に対してとってしまう態度
・愚痴とか泣き出すとかネガティブな発言が増える。
・怒ったり喧嘩することが増える。
・優しくできなくなって冷たくしてしまう。
・結婚の準備や新生活の計画をたてるのが面倒になる。
・他の相手の方がいいかもしれないと思い始める。
どうしてこんな症状がでるのか、それはこんな理由があるからなんです。
・友達との交流が減ってしまう。
・相手の考えに従わないといけない。
・相手が結婚式や新居の準備に乗り気でない。
・相手の親が結婚に反対している。
・色々具体的に話してみると以前付き合っていた人の方がいいと思うようになった。
結婚式や新居などは、何かと一緒に考えると楽しいようでよくわからなくて、段々どちらかが面倒になってきて避けたくなる人もいます。
仕事で忙しくて自分だけで考えてほしいとか、人任せな態度を取られたりすることも不安をつのるのです。
一番大きいのは自分のライフスタイルが変わっても、ちゃんと今まで通りやっていけるのか?という不安と迷い。
かえって不幸になってしまうのではと思ったり、今のままでいいんじゃないかと思ったり、心が揺れ動いて不安定になるのがマリッジブルーの特徴です。
どうしても不安!マリッジブルーを解消して幸せへと向かう方法!
マリッジブルーというのは、一時的なものと言うことをまず頭に入れておきましょう。
生活が慣れてこれば、そんな症状もなくなって、どうしてあんなこと悩んでたのかな?と思い出せるほどになります。
それでも、中にはどうしてもマリッジブルーの状態から抜け出しにくいタイプも居ます。
そんな人はこんな解消法で乗り切りましょう!
・将来を共にする相手に自分の不安を正直に話してみる。
・すでに結婚している友人や家族に自分の悩みのアドバイスを受ける。
・良いことも辛いことも両方を相手と一緒に乗り越えて行こうと考える。
・準備等のスケジュールを詰め込み過ぎないで余裕を持たせる。
あわただしくなって落ち着かないから、余計に冷静に考えられなくなっている事もあります。
今までの生活がのんびりと過ごしてきた人なら、なおさらそれが苦痛になってくるものです。
自分が思っている事は素直に相手にぶつけて一緒に考えていけば、相手も同じように不安に思っている事も話し合えます。
それを言わずに一方的にダメだと自分だけで判断してはいけません。
まとめ
結婚の前後になぜか憂鬱な状態に陥ってしまうマリッジブルー。
相手に対しての不安や迷いを、自分の中で解消できないと一方的になってしまってはいけません。
お互いに話し合って、不安な気持ちをぶつけてみると、それを一緒に解決していって明るい将来が見えてくるはずです。
せっかくの縁があって一緒に生活し家族になる相手なので、苦楽を共にしながら時間をかけて乗り越えて行きましょう。