お腹がぽっこり出ていて自分の体型が恥ずかしい、と言う人。それ、もしかしたら病気のせいかもしれません。主に脂肪がついたり筋肉がなくなったりすることで、お腹が出てくると言われていますが、原因はそれだけではありません。
というわけで、お腹がぽっこりしてしまう原因、そしてそれらの解消法をご紹介していきたいと思います。
お腹がぽっこりしている原因!
筋力の低下
お腹がぽっこりする原因として多いのは、筋肉が低下することにより内臓を支えきれなくなってしまうことです。また、筋肉が弱っていくことでそこに脂肪ができやすくなり、脂肪がたまってしまうことになります。
皮下脂肪
筋力の低下と共に多いのが皮下脂肪です。皮下脂肪は時間をかけてゆっくりついていくので、落ちにくいためやっかいです。エネルギーを消費せずカロリーを取り過ぎている方は注意が必要です。
骨盤の歪み
骨盤が歪んでいる状態だと内臓が下がってしまいお腹がぽっこり出てしまうことがあります。「内臓下垂」「腸下垂」と言います。
カバンをかける肩が毎回同じだったり、よく足を組んだり、片方の足に体重をかけて立っている人がなりやすいです。また、出産を経験した人も骨盤が開きやすくなると言われています。
腸内環境の悪化
腸内の悪玉菌が増えると腸の機能が低下し、便秘になったり、ガスが溜まりやすくなったり、下腹が張り、お腹がでてしまうことがあります。
婦人科系の病気
女性特有の病気で、下腹部にある子宮や卵巣に病気があるとお腹がぽっこりとでてしまうことがあります。卵巣の腫瘍や子宮の腫瘍、内膜症、子宮がんの場合があります。
腫瘍などは良性のことが多いですが貧血、めまいが起きたり、生理痛、腰痛が強い場合は病院へ行ってみてもらうことをおすすめします。場合によっては手術をしなければならない場合もあるので注意が必要です。
他にも、肝硬変や大腸がんによってお腹が出ている場合もあります。背中などにクモ状血管腫がでていたり、便に異常があると感じた場合は、病院で見てもらった方がいいでしょう。
お腹のぽっこり解消方法!
お腹ぽっこりの原因に多い皮下脂肪を取り除くためには有酸素運動が効果的です。皮下脂肪は脂肪の中でも最後に落とされる脂肪なので、長期的に継続して行うことが大切です。
有酸素運動の中でおすすめなのはスクワットです。息が切れるような無酸素運動にするのではなく、初心者なら10~15分継続する有酸素運動になるように意識しましょう。
骨盤の歪みによってお腹が出ているという人は、自己流のやり方で直そうとすると逆効果になる可能性もあるので、整体などに行って施術をしてもらいましょう。行けない場合は骨盤ベルトを使うようにしましょう。
腸の環境悪化による場合には、善玉菌を積極的に取っていくのがいいでしょう。食物繊維を豊富に含んだ野菜や、乳酸菌が多い発酵食品を食べたり、水分をしっかりと摂ることでも、腸内環境を整えることができるのでおすすめです。
それでも解消しない場合、他にも身体に異常がある場合は、病気の場合があります。早めに病院で診てもらいましょう。
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まとめ
自分のお腹がぽっこりしている原因を見つけられたでしょうか。お腹が出ていると見栄えが悪く、体型のわかる服装で外を歩きにくくなったり、自分に自信がなくなってしまいます。
是非自分の体型に気をつけ、自分に自信を持てる体型を維持していきましょう。