頭がズキズキ・ガンガンする偏頭痛に悩まされたことってありませんか?
私はもともと頭痛持ちではないのですが、先日偏頭痛が数日間にわたって続いたことがあって、眠れないほど痛くなり、その痛みでイライラしてしまったり・・・
ちょうど風邪の治りかけや睡眠不足もあったので、病院を受診し処方された鎮痛剤を飲んだのですが、普段からできるだけ薬は飲みたくないな、と思ってるのでいろいろと調べてみました。
今回は偏頭痛の原因や薬に頼らない治し方をご紹介したいと思います。
偏頭痛とはどんな頭痛?その原因や特徴は?
突然やってくる「ズキズキ」「ガンガン」する偏頭痛の原因は、まだはっきりと解明されているわけではないそうですが、そのメカニズムは通常より血管が大きく収縮・拡張することで脳の最も大きい三叉神経や、頭蓋骨を圧迫することで起こると言われています。
偏頭痛の特徴は
- 一般的に頭の片側が痛くなる
- 脈拍の速さに合わせてズキンズキンと痛む
- 頭を締め付けられるような痛みがある
原因として考えられるのは
- 精神的な原因
- ホルモンバランスが乱れる
- 外部の環境
- 自律神経の乱れ
- 食べ物・飲み物による原因
心身のストレス・睡眠不足・睡眠過多・緊張などが視床下部の働きに影響を及ぼし、それが血管の収縮の異常をもたらすと考えられています。
睡眠は不足だけでなく、多すぎても頭痛の原因になる可能性があるということは知りませんでした!
特に女性は月経・妊娠・出産などでホルモンバランスが変わるきっかけが男性より多いため、偏頭痛が起こりやすいそうです。
ホルモンバランスが乱れると視床下部の働きにも影響を及ぼし、偏頭痛をもたらす原因の一つと考えられています。
気圧・天気の変化・急激な気温差なども偏頭痛を起こす原因となるそうです。
そう言われると、雨が降った日などは何となく体がだるくて、やる気が出ないな・・・ということが多いような気がします。
旅行などでいつもと違う環境に行くことで、知らないうちに緊張やストレスを感じて頭痛を引き起こすこともあります。
自律神経というのは交感神経と副交感神経の2つでなりたっている、というのは聞いたことがある人が多いと思います。
交感神経というのは集中力を高めるときに血管を収縮させ、副交感神経というのはリラックスするときに血管を拡張させるように働くのですが、普段はこの2つが自動的にうまく切り替わるようになっています。
この切り替わりがうまくいかないと、血管の収縮と拡張がうまくできずに偏頭痛を引き起こしてしまいます。
アルコールは偏頭痛を引き起こす原因となっていることは、医学的にも証明されています。特に赤ワインに含まれるポリフェノールは、影響が大きいようです。
他にはチーズやチョコレート、脂分の多い食べ物も偏頭痛の原因になると言われていますが、個人差があります。
偏頭痛を薬に頼らず治す方法は?
頭痛といえば「鎮痛剤を飲む」ということを考えがちですが、市販の鎮痛剤は偏頭痛のメカニズムである血管の収縮・拡張に対する働きがないために、偏頭痛には効果がほとんどないそうです。
頭痛が軽い場合は市販の鎮痛剤で効果が表れる場合もありますが、できるだけ薬に頼らずに治す方法があればその方がいいですよね!
- 水分をたくさん取る
- カフェインを含む飲み物を飲む
- 痛みがある部分を冷やす・押す
- 静かな場所でゆっくり休む
私も今回病院でお医者さんい言われました!「できれば1日1リットル以上、頭痛がひどい時は普段の倍以上は飲むようにしてください」とのことです。
外国の調査でも、毎日1リットル以上の水を飲む人は、様々な頭痛が改善されたとの報告があります。
コーヒーや紅茶など、カフェインを含むものには血管を収縮させる作用があります。
そのため、血管が拡張することにより起こっている偏頭痛を治すには効果があるんです。
でも、飲みすぎると逆に痛みが増すこともあるので、頭痛がひどい時は1日3~4杯を目安にするといいそうですよ。
ズキズキと痛む部分を冷やしたり、血管を指で押さえたりするのも効果があります。
指で押したり、冷やしたりすると血管の圧迫を緩和したり、血管の収縮を促すので、痛みが改善されるんですね。
私は特に睡眠不足が続いいたので、お医者さんにはこれが一番!と言われたのですが、子育て中のママや仕事中だとなかなか難しいことですよね。
でも、できるだけ・・・ということで心がけるようにしましょう。
さいごに
偏頭痛の痛みが激しいと、吐き気を伴ったり、動けなくなったり、イライラしたり・・・仕事や家事どころではなくなってしまいますよね。
原因や対処法をよく理解して、できれば薬に頼らず治すことができればいちばん!
忙しくても頼れる人がいれば甘えて、ゆっくり休んでくださいね。