ズキンズキンと締め付けられるように痛む偏頭痛、いったん痛み始めると吐き気を伴ったり、動くのも苦痛になったりしますよね。
横になって休みたいけど、子育て中のママや仕事中の人には難しいこと。
できれば、薬などにも頼らず偏頭痛を治したい!
今回は偏頭痛が起こった時にしない方がいいことや食べない方がいい物についてまとめてみました。
偏頭痛とは?こんな特徴があります
一口に頭痛と言っても様々な種類があります。『偏頭痛』の他にも、『緊張型頭痛』、『群発性頭痛』など。
偏頭痛かその他の頭痛かを見分けるために、偏頭痛の特徴をきちんと把握しておきましょう。
- ズキンズキンと脈拍に合わせるようにして痛む
- 頭の片方が痛む
- 動くと痛みが強くなり、起きていられなくなる
- 月に一回~数回起こり、一回の頭痛は数時間~三日ほど続く
- 吐き気をともなうことがある
これらの特徴が当てはまる場合は偏頭痛だと考えられます。
偏頭痛が起こった時にしない方がいいこと
テレビ・スマホ・パソコンを見る
偏頭痛が起こっている時は光や音に敏感になることがあります。
そういう時にテレビ・スマホ・パソコンなどを見ると、目や耳から入った脳への刺激となり、偏頭痛を悪化させることにつながりますので、できるだけ見ないようにしましょう。
生活のリズムを変える
休みだからといって、いつもより長く寝たり二度寝をしたり、朝食を食べずにブランチにしたりすることはセロトニンの生産リズムが崩れてしまい、偏頭痛を悪化させる原因になります。
頭痛がひどいときは横になって休むのは大切なのですが、食事を抜いたりせず、できるだけ普段と同じリズムで食べるようにしましょう。
湯船に浸かる
偏頭痛が起きている時に湯舟に浸かると、リラックスして良くなるような気がしますが、その逆で血管が拡張して頭痛が悪化する原因となります。
できるだけさっとシャワーを浴びるようにするといいでしょう。
運動・ストレッチ・マッサージをする
運動やマッサージをすると血流が良くなって頭痛が軽減されるような感じがしますが、これも血管が拡張して頭痛がひどくなることがあります。
できるだけ静かな場所で安静にしておきましょう。
鎮痛剤に頼りすぎる
偏頭痛が軽いうちは市販の鎮痛剤でも効果がみられることがあります。
しかし、市販の鎮痛剤は炎症を抑えるタイプの薬なので、血管の縮小・拡張による偏頭痛には効果があまり期待できません。
偏頭痛が起こった時に食べない方がいい物
ポリフェノールを多く含む食べ物・・・血管を拡張させて偏頭痛を悪化させる原因になる
- チョコレート
- 赤ワイン
- オリーブオイル
- ブルーベリー
チラミンを含む食べ物・・・食べるといったんは血管を収縮させるが、効果が切れると反動で血管を拡張させる
- バター
- チョコレート
- バナナ
- ビール
- たらこ
グルタミン酸ナトリウムを含む食べ物・・・うまみ成分といわれるものですが、偏頭痛を誘発させる原因になります
- カップ麺などのインスタント食品
- ポテトチップスなどのスナック菓子
さいごに
偏頭痛が起こりやすい人は、普段の生活リズムや食事に気を付けることで、頭痛を起こしにくい体作りを目指すことができます。
しかし偏頭痛だと思ってこれらの対策をやってみたけどなかなか改善されない場合や、いつもと痛みの感じが違う場合は偏頭痛ではない可能性がありますので、我慢せずに病院へ行くようにしてくださいね。