全身にひろがるぶつぶつは、見るだけでもかゆくなってきそうな発疹。
さらにかゆいとかなり不快感があって、ストレスになるので深刻です。
一般的に知られている「じんましん」とか以外にも、かゆみが伴う発疹は他の病気のサインの可能性もあるので危険!
ある程度かゆみがある全身の発疹は、パターンによってどこが悪いのかが分かるので、家庭の医学知識としてチェックしておきましょう!
目次
全身のぶつぶつはかゆいと危険性大!
様々な症状による疑われる病気は以下の5つ!
① じんましん
一番多いとされるもので、体内に入ったり触れたりしたものの影響で起こる皮膚の反応。食べ物や薬、外の植物等で自分に合わないものだと出やすくなります。
数時間とか短い時間で治まったり消えたりしますが、また再度現れることもあります。
あまりにもそれが繰り返される時は、他の病気の可能性もあるので気を付けましょう。
② かぶれ
赤ちゃんのおむつかぶれ等が代表的ですが、アンモニア等の刺激性のある物質に触れて起こることが多いです。洗剤やせっけんも同じくこのかぶれを伴うかゆみの分類。
アクセサリー等の金属、化粧品のアレルギー性皮膚炎もこの中に入ります。
症状がひどくなると、ぶつぶつやかゆみだけでなくて、水ぶくれができたりします。
③ アトピー性皮膚炎
室内等のハウスダストや食べ物でおこる症状。割と幼少期や思春期の子どもに多いとされますが、大人になってからもそれが慢性的に起こってしまう人もあります。
毎回ぶつぶつやかゆみが伴う事が続いたら、原因となる食材は何かを知っておく必要があります。
自分だけでは分からないし、考えている食材以外にも原因となるものもあるので、病院で検査を受けましょう。
④ 全身皮膚そうよう症
一番深刻な病気が疑われますが、糖尿病や慢性的な腎不全の可能性大。皮膚病や乾燥もないのに、この症状がでたらまず危険性が高いです。
年配の方に多い更年期障害や精神的な極度のストレスでも発症します。
全身でなく一部分だけのかゆみでも、前立せん肥大やギョウ虫症の疑いあり。
⑤ あせも
汗をかきやすい夏に多いですが、意外に冬でもわきの下や足はムレで汗をかきやすいものです。あせもは割と市販の塗り薬も多く出ています。
かゆみがひどくてかきすぎると、ぶつぶつが広がる事もあるので、早めの治療がおすすめ。
※症状がどれに当てはまるのか自分で判断しにくいなら、病院で診察を受けたほうがベスト。
かゆいと不快!全身ぶつぶつの予防法とは?
① 洗濯物は洗剤を衣類に残さずしっかり洗ってすすぐ
洗剤の残りかすが、乾いたときに知らずに身に付けると、どうしても症状がでやすくなります。普段から確実に洗剤を溶かすか、液体の洗剤を使用して、それをしっかりとすすぎで落としてから干すことを心がけましょう。
② 乾燥しすぎないように室内の湿度を保つ。
夏や冬はエアコンがどうしても必需品で、室内の湿度が少なくなって乾燥してしまいます。加湿器や濡れたタオルを室内に干したりして、少し湿度を保っておきましょう。
乾燥はお肌にかゆみの影響を与えやすいので対策はしっかり必要。
③ アレルギーによる食材や物質(金属等)を避ける。
自分で病院の診察を受けて、アレルギーの原因が何か分かっている時は、その食材等は体質に合わないので、極力控える様にしましょう。症状がひどいと皮膚のアレルギー反応だけでなく、ショックを受けて深刻な状況になる方もいるので要注意!
まとめ
全身にぶつぶつができたら、かゆいのはもちろんですが、多くの病気のサインかもしれないと疑われます。
自分で判断するのが難しい時は、深刻な症状へ発展する前に、病院で診察を受けて治療しましょう。
普段からアレルギー等の分かっている事は、自分でも気を付けて食事等をとるように心がけが必要。
皮膚本来のかゆみの原因となる乾燥は、毎日の生活で予防できるので、少しでもお肌や体にダメージを与えない生活空間を作ることも大切です。