インフルエンザが流行している最近は、何とか予防できる方法はないかと、誰もが薬を飲む以外で探していると思います。
数多く効果がある食べ物の中で、話題になってきたのが「れんこん」。
水煮になっているものしか見たことがない人もいますが、れんこんの旬は冬なんです。
収獲は9月、10月ぐらいにしますが、食べるのは冬がメイン。
インフルエンザがちょうど毎年流行する時期に旬を迎えるれんこんは、どんな効果があるのでしょうか?
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インフルエンザの予防で注目度アップ!れんこんはこんなにすごい食材!
レンコンは食べ物だと思っているかもしれないですが、実は中国や日本では食べますが、それ以外の地域では鑑賞する為のものと考えられているところがあります。
れんこんは蓮の花の地下茎の部分なので、よく仏教とかには蓮の花はイメージとして使われているのは誰もが知る所です。
レンコンに含まれている栄養分は、根菜類によくある食物繊維はもちろん、鉄分も多くふくまれています。
長芋等で知られているねばねば成分のムチンや、赤ワインで有名な渋みの成分のタンニン、ミネラルも含まれていて、ちょっとくせがある他の食材より味が食べやすいので人気です。
このムチンとタンニンが多く含まれていると、鼻とかのどの粘膜を保護してくれたり、炎症を抑えたり胃腸の調子を整えたりと数多くのインフルエンザに効果のある働きがあります。
インフルエンザになる原因のウイルスを、鼻や口から体内に侵入しないような作用もあります。
そんなところから、予防するための食べ物としてレンコンが注目され始めました。
花粉症の時期にも、このムチンとタンニンが症状を改善してくれる効果があるので、アレルギー性の病気や風邪にも効果ありとされています。
赤レンコンの産地愛知県立田地区!レンコンの民間療法でインフルエンザも予防?
レンコンの産地は全国に数多くありますが、そのうちの1つ「赤レンコン」と呼ばれるレンコンの産地愛知県愛西市の立田地区を紹介します。
この地域は海抜0メートルで昔からとても水害の多い土地でしたが、レンコンは低く湿った土地を好むので、この立田地区で育てる農作物としては最適だったのです。
水害に強いし成長する力もすごくある食材なので、江戸時代の頃から栽培が始められて、今や国内でも有数の産地になっています。
赤レンコンの特徴は、煮物にすると口当たりが柔らかくて、もちもち感があって深みのある味わいなんです。
レンコン街道と呼ばれるところもあって、本当にレンコンで町おこしをしている地域なんです。
レンコン尽くしの料理やお土産は「立田ふれあいの里」という道の駅に立ち寄るのがおすすめ。
場所:愛知県愛西市森川町井桁西27
地元では腎臓を守るとか便秘に効くので、健康や美容にいいと親しまれている食材です。
お正月のおせち料理にもレンコンは入ってくる食材ですが、その穴の開いているのが「先を見通す」と言われて、縁起物としてお祝い事にも使われるそうです。
民間療法で昔から伝わる風邪予防にれんこんも効くと伝えられていて、レンコンのしぼり汁にはちみつを入れてお湯で溶かして飲むといいと言われます。
レンコンをすりおろした汁を下痢止めに使ったり、鼻に垂らして鼻水をとめるとか、花粉症にもいいと聴きます。
まとめ
れんこんは数多くの効果があるので、元々れんこんの産地では、民間療法で利用されていた食材です。
食物繊維や鉄分、ミネラルや、鼻の粘膜保護によい成分、胃腸を整えることも含め、美容と健康が気になる女性の悩みを解消してくれる食材のうちの1つです。
インフルエンザの予防で注目されてきましたが、縁起物でお正月はお祝いに使われたりと、様々な場面で大活躍です。
れんこんに含まれる成分を料理で美味しく食べて、体内の免疫力もアップさせて、インフルエンザの時期にも負けない強い体づくりを心がけましょう。