女性の痛みの中で、一番辛いのが生理痛。
毎月のことだし、毎回痛み止めの薬を飲むのも、何となく副作用が心配ですよね?
元々生理痛は、女性が将来赤ちゃんを育てていくための準備としてあるシステム。
そのメカニズムを知って、できれば健康的に食べ物等で予防したり、痛みを和らげることができれば理想的です。
気になる女性特有の悩みを解消して、毎日活発に生活できる体内環境を整えましょう!
生理痛を予防するにはこんな方法がおすすめ!
生理痛の原因となるのは、体内にある分泌物が過剰に出てしまう事なんです。
そのため子宮や血管が収縮してしまい、血流が悪化して体の隅々に十分な栄養が運ばれなくなります。
そこから生理痛が発生すると言われています。
生理中に顔色が悪くなったり、貧血でめまいがしたりする人がいるのはそのためなんです。
体内の痛みの原因となる分泌物を増やさないためには、
①体内(内臓)を冷やさない
自分のお腹の辺りを触ってみて、他の手足等が温かいのにちょっと冷たいと感じたら内臓が冷えている可能性大!
冷たい飲み物、体を冷やす食べ物を、気づかないうちに好んで食べてしまっている人は要注意。
意外に知られていないのが、体を冷やす食べ物の中でも、お砂糖。
お菓子類に多く含まれるんですが、結構女性は好きだから食べる人が多いのでは?
お砂糖の中でも、てんさい糖は天然成分から作られているので、体を冷やしにくいと言われています。
市販のお菓子類の摂りすぎは注意しましょう。
②ストレスをためない
ストレスはサイレントキラーと言われる、万病のもとになるもの。
女性には深刻な影響を与えやすくて、ホルモンのバランスを崩したり、痛みの原因の分泌物を活発にしてしまいます。
仕事や家庭に大忙しで、女性は何かとストレスの発散も難しいものです。
適度にちょっときつくなってきたかな。。。と感じたら、息抜きやリフレッシュをしながら走りすぎないようにブレーキをかけてあげましょう。
生理痛は薬で治すより食べ物で和らげる!
- ① 豆製品
飲み物でも食べ物でも、多くの健康食品がある豆製品。大豆に含まれている「イソフラボン」の成分が、生理痛だけでなく女性のお肌やアンチエイジング効果などで注目されています。
代表的な食品は、豆乳、豆腐、お味噌、そして納豆。
どれも健康食の必須アイテムとして取り入れるといいとされる食品です。
ヘルシーだけでなく、免疫力アップや生活習慣病の改善にも有効とされます。
- ② ナッツ類
落花生やアーモンドは、オレイン・リノール酸やビタミンE、さらに食物繊維も含んでいる食品。ナッツ類を摂れば生理痛を和らげるのにも効果が期待できるので、保存もしやすいから常備しておくとベスト。
それ以外に同じくビタミンEを多くふくむ食品として挙げられるのは、レバーやまぐろです。
- ③ ショウガ
冷え性対策としても代表的な食材。内臓の冷えを改善するには、体を温める食材を摂るのが一番。
ショウガをすりおろすのがちょっと面倒とか、保存期間が短いと考えるならショウガパウダーもおすすめ。
お味噌汁や煮込み料理にパウダーを入れて、ビタミン・ミネラルも多くふくむのでより健康的な料理になります。
- ④ 卵
どこにでも売っているし、値段も安いですが栄養価は抜群!ビタミン・ミネラルはもちろんですが、生理中に不足しがちな鉄分や葉酸も含む素晴らしい食材。
料理のバリエーションも豊富にありますし、そのまま温泉卵やゆで卵でも美味しくいただけます。
まとめ
生理痛は毎月のことだし、毎回薬を買ったりするのも大変。
普段から予防したり、痛みを和らげることができるなら、ぜひ健康的に解決したいものです。
女性の体はとてもデリケートな部分が多いので、自分でもそれをよく理解してケアしてあげる必要があります。
将来の妊娠・出産の準備として、生理痛をマイナスイメージでとらえず前向きに対策して体づくりを心がけましょう。