脇汗はシミになって黄ばんだり、時には臭いも気になります。
しかも汗をかきやすい暑い時期だけでなく、年中脇汗の原因はひそんでいるんです。
脇汗は暑い気候や運動した時以外にも、緊張した時や不安になった時等にもいつのまにかかいています。
季節なんて関係なく、どうしてこんなに脇は他の体の部分より汗がでてくるのでしょう。
汗をかくのは体温調節をしている体のメカニズムです。
脇汗がでやすい原因を知り、気になって生活上自信がもてなくならないように、どうしたら発生を抑えられるのか考えてみましょう。
言われてみると納得の脇汗の原因はこんなにある!
汗には2種類あって、運動等をした時の臭いのない汗と、それ以外の精神的な要因で出る臭いを含んだ汗があります。
運動した時の汗は、9割が水分なのでほとんど臭いはしないそうです。
逆に精神的なものから出る汗は、水分だけじゃなくてタンパク質や脂質も一緒にでてしまうので、どうしても臭いを含んでいます。
臭いを含んだ汗をかく原因は具体的にいうと、
- ① ストレスと緊張
人によってストレスも緊張する場面も、多い少ないは違いますが、ちょっとストレス発散が苦手かも。。。と言う人は、リラックスする方法を考えましょう。 - ② 加齢臭(年齢によるホルモンバランスの乱れ等)
特に自分が気づかないうちに年齢を重ねると、ホルモンバランスが乱れて自律神経も不調になって脇汗がでやすいもの。女性は更年期になると臭いも発生してきます。
- ③ 臭いが出やすい食べ物をたくさんとっている
お肉や乳製品、コーヒーなどのカフェインを含むもの、刺激の強い香辛料等、適度に量を加減しないと、習慣的に好んで食べていると強い臭いの原因になります。特にお肉は脂肪分を多くふくんで体温の上昇がしやすいとか、メタボへなりやすい食材。
かなり強いアンモニア臭が出てしまう事もあるので、摂りすぎには要注意。
- ④ 睡眠不足
睡眠は自律神経のバランスを正常に保つためには大切。充分な睡眠が取れないと、汗をコントロールしにくくなって脇汗がでやすくなります。
脇汗のために人前で自信が持てなくなる前の対策!
脇汗は出てしまう前の対策と、出てしまった後の対策と両方が必要。
出てしまう前と後の両方の対策を兼ねているのが、デオドラント効果のある脇汗用のスプレーやクリームです。
外出時にかばんの中に常備している方が、結構エチケットとして多いものです。
スプレーや液体のタイプは、場所によってはケアしにくいので、ロールオンタイプやクリームの方が効果も含めてお勧め。
洋服への黄ばみの事も合わせて防げます。
さらに普段からできる脇汗をおさえる対策として、親指と人差し指の間から内側に少し入った「合谷」というツボを押すのも効果あり。
脇汗が出てしまった後の対策は一番気になりますが、放っておくと脇に雑菌が繁殖してさらに臭いの素が増えてしまいます。
それを防ぐにはデオドラントシートで時間を見つけてふき取るか、洋服に汗取りパッドをつけておくのも対策のひとつ。
仕事でこまめに汗拭きができないと、洋服に汗シミができてちょっと気になってしまうので、休憩時間にタオルを濡らして脇汗を拭くのも効果あり。
まとめ
汗をかくのは体温調節から起こるものですが、その汗の量や場所、臭いが人によって差があります。
季節によってでなく、脇汗の発生は精神的な物からも出やすい傾向もあります。
また、脇汗の臭いがひどくなると一緒に過ごしている他の人にも少し敬遠されたりすることもちらほら。
全く対策をしないのも、臭いのエチケットを考えるとやっぱりした方がいいですよね!
気持ちよく汗をかいて仕事やプライベートを過ごすには、脇汗の原因になるのを解消する方法を自分で見つける事が大切。
脇汗を出る前と出た後とそれぞれベストな対策を考えて、どちらもこまめにケアしましょう。