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全国の桜の名所を守り続けてきた職人たち!桜守たちの役目と願いとは?

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全国の桜の名所を守り続けてきた職人たち!桜守たちの役目と願いとは?

「桜守」という職人の存在を、映画で取り上げられて広く知られるようになりました。

桜の名所は全国各地に点在しますが、樹齢と言うものがあって大体50年ぐらいが通常の寿命。

桜守は樹齢を過ぎたものも、長年の勘で手入れして保存することに貢献してきました。

なぜ新しい桜の植木をせずに、古いものを守ってきたのでしょうか?

各地の桜は長年の歴史を刻むシンボルとなっている地域もあります。

それを何とか維持するためには、専門家の知識と技術が必要。

そのために今でも桜守は大切な存在です。

職人たちの桜に対する思いとは、どんなものなのでしょうか?

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桜の名所は職人技で守られる!桜守の役目や願いとは?

桜を長年保存するためには、どんなことをしていくのでしょうか?

まず第一に桜の木の剪定や手入れ。

それは植木職人や、一般家庭の庭師でもすることです。

桜守はそこから一歩踏み込んで、桜の品種の研究やその土地の地質も必ず勉強します。

植木は自然の恵みによって生かされているもの。

植えられている地質は、それぞれの地域によって気候や環境も全く違うため、事前に調査が必要です。

そのため桜守は全国各地の桜を、数多く知るために自分の足を現地へ運んで見物して学びます。

さらに、寿命を迎える桜を移植して保存する方法も数多く研究しています。

移植できる桜の木を健康状態や伸び具合で判断し、選定。

桜は害虫や病気の事も考えて対策する必要が有ります。

そして、環境が変わると植木もストレスを感じ育ちにも影響するので、なるべく今までと同じように風向き、水はけ、植木の傾き、地質の状態を保ちます。

一言で桜を守ると言ってもそんなに簡単ではないし、常に自然と向き合って桜と対話することが大切。

とても奥が深くて、これが職人の心構えなんだと桜を見ると思いがこみあげてきます。

桜守の願いは、人間が子育てするのと同じように、手入れをして愛情深く育てたものが、美しい花を咲かせ続けることです。

復活を遂げた稲沢市の桜並木と桜守の交流

東海地方の植木が盛んな街、愛知県稲沢市の桜の名所の復活に、心温まる桜守との交流を紹介します。

場所:桜ネックレス
愛知県稲沢市平和町嫁振北・下三宅・横池・下起東一帯

愛知県稲沢市は、古くから植木や庭園・造園業者が多い土地で、今でもホームセンターや東海地方の大規模な植木の仕入れは、この稲沢市からされています。

稲沢市に長年地元の人に愛された桜並木があったのですが、台風や樹齢の影響で桜の花がもう楽しめなくなってしまう危機に瀕していました。

何とか復活させてまた地元の人たちに桜を楽しんでもらいたい!

町の熱意をぶつけたのが、桜守である京都在住の16代目佐野藤右衛門さんでした。

この方は、京都を桜の名所にしたと言われる素晴らしい経験と知識をもっている桜守です。

京都からわざわざ稲沢市まで本人が来て下さり、桜の現状を自分の目でしっかりと確認されました。

桜を大切にみんなで守って復活させたいという、稲沢市の人々の熱意が佐野さんの心を動かしたのでしょう。

植木職人の多い稲沢市でも、佐野さんの素晴らしい技術と知識は、一緒に移植を手伝った地元の人も勉強になりました。

桜を通しての交流で深く心の通じ合った証に、稲沢市に京都の祇園の枝垂桜を寄贈して下さったのです。
(寄贈場所:平和町農村環境改善センター 稲沢市平和町横池中之町188)

こうした心の交流こそが、長年の桜の名所を守ってきたのです。

まとめ

桜の名所を長く維持していくのは、やはり桜守の長年の経験が必要。

全国でお花見の時期に、宴会で訪れるイベントの印象しかないかもしれませんが、職人たちの並々ならぬ努力がそれを守ってきたのです。

どんなものでも、新しければいいというわけではありません。

大切な桜を自然と向き合って対話する、素敵な存在の桜守の取り組みを今後も応援したいものです。

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