3月になると卒業シーズンですが、我が子の卒業式に出席するのは、親としては当然のことですよね。
しかし、子どもが大学生にもなると、子供から卒業式は来ないでと言われたり、周りの人に聞いても大学では親は行かないのが普通だと言われてしまい、えっ?と驚くことも多いと思います。
では、本当に大学の卒業式には親は出席しないものなのでしょうか?
そこで今回は大学の卒業式の親の出席率や、親、子それぞれの本音についてお伝えしていきたいと思います。
大学の卒業式に親が出席する割合は?
大学の卒業式に親が出席する割合ですが・・・・
父親のみ:卒業生の親の約1割程度
父親と母親の両方:卒業生の親の1割未満
このように、平均して2割程度と参加する親の割合は少ないのが現状です。
ただ、大学によっては親の半数が出席しているなんてところもあるので、一概には言えませんが、少なめであるということは知っておいた方が良いかもしれません。
また、出席することは親にとって当たり前のようなことなのですが、実は、大学によっては、親の参加はNGなんていうところもあります。
卒業式の会場の規模の都合上といった理由など、参加不可の大学によって詳細は異なるのでよく分からないのですが、卒業式は学生のみというところもあるので、参加できるかはその大学次第ということになります。
また、最近では、遠方で来られない両親のために卒業式のネット配信なんていうサービスもあるようで、一昔前の卒業式とは大分変わってきているなんてこともあるようです。
大学の卒業式に出席したい親の気持ちとは?
大学の卒業式に出席したいと思う親はたくさんいます。
その親たちの意見を少しですが見ていきましょう。
・卒業という大きな節目なので、是非お祝いの意味を込めて出席したい。
・ここまで大きくなったからこそ、最後の卒業式はみたい。
・大学の卒業というのは一生に一度のことなので是非出席したい。
・大学生活、初めて親元を離れて生活していた我が子の成長を確かめたいので参加したい。
・子どもは親が参加することに嫌悪感をしめすかもしれないが、親として子に出来ることは出来るだけしたいから出席したい。
このような意見が出てきました。
やはり、親からしたら、大学を立派に卒業することはとても誇らしいことであって、きちんとお祝いをしてあげたいものです。
現実に参加数は少ないですが、やはり多くの親は、卒業式に出席したいという思いがあります。
出席したいという気持ちがあるにも関わらず、出席せずに後悔してしまったという親もたくさんいるので、もし、出席できるようなら、是非出席する方向で進めてみてくださいね。
大学の卒業式に親が出席したいと言った時の子どもの本音は?
親が当たり前のように卒業式に出席するからと言ったとき、子どもがあからさまな態度をとって、親としては不服な気持ちになることもありますよね。
でも、なぜそんな態度を取られるか・・・釈然としないこともあるでしょう。
しかし、子どもは子どもなりに理由をもっています。
もしかすると、自分もそのように思ったことがあるかもしれません。
そこで、卒業式を迎える子どもの正直な気持ちをみてみましょう。
・もう大学生だし、中学や高校の時と違って親が来るのは恥ずかしい
・わざわざ遠方からくるほどでもない
・親離れしていないみたいに思われる
・卒業式は何かと忙しいから親が来てもないがしろにしちゃう
・大学まで出してもらったし出席してほしい気持ちもあるけど、例年少ないから来たらうく
このような気持ちがあります。
確かに、大学生になって親が一緒というのもなんとなく照れくさいのも分かる気がします。
でも、来て欲しくないと思っていても、本心ではみんな親に感謝しているものですし、深く考える必要もないのかもしれません。
まとめ
大学の卒業式に出席する親の割合はとても少ないのが現状なのですね。
大学の卒業式に出席するか否かは、子どもとの相談がまず必要かもしれません。
親が出席したい気持ちも分かりますが、大学によっては出席NGのところもありますし、もし、参加したとしても、式後も子どもも忙しいのでよく話し合いをしてみてくださいね。