5月の後半から6月になると、毎日雨ばかりの嫌な天気が続きますよね。
梅雨の時期は、雨だけでなく、湿気でジメジメしているので、気分も憂鬱ですよね。
湿気をほっとおけば、知らない間にカビなんかも生えてくるし、本当に嫌な季節です。
ただ、梅雨がくる前にしっかりと対策をしておけば、この憂鬱さも少しは晴れるかもしれません。
そこで、今回は、梅雨の時期の湿気対策やカビが生えたときの対処法などお伝えしていきます。
目次
湿気対策は早めにしよう!
梅雨の時期は、湿気だらけで困りものですよね。
梅雨に入ってからも、もちろん対策は出来ますが、出来れば梅雨に入る前にしておきたい対策も含めてお伝えしていきます。
①日頃から換気をしっかりする
湿気対策にはやはり、換気が1番大切です。
湿気は空気の流れが悪いところに溜まりやすくなっています。
例えば、押し入れ、クローゼット、下駄箱、シンクの下など、普段扉がしまっているところなどに多くこもります。
ですので、雨の日はもちろん、晴れている時には、できるだけ扉を開けて、換気をするようにしてください。
もちろん部屋全体の換気をする意味でも、晴れた日には出来るだけ窓を開けるようにしましょう。
雨が降っていたり曇っている場合には、エアコンの除湿や扇風機を回すだけでも換気になるので試してみてください。
②湿気取りを置く
湿気をとるには、事前に除湿効果が高いものをおくのがオススメです。
市販の物でも、置いておくだけで湿気が溜まるような除湿剤の商品がありますが、それ以外にオススメなののとして、重曹や炭などがあります。
重曹や炭などには、湿気を取り除くだけでなく、匂いも吸着する効果があります。
また、もっと簡単なものなら新聞紙を置いておくだけでも効果がありますよ。
③結露は速やかに拭き取る
梅雨の時期など、雨が降ると窓ガラス一面に結露が出来てしまったなんてことがあると思います。
結露をそのままにしておくと、カーテンにも水滴がついてカビが発生する可能性がありますし、窓枠や冊子などにもカビの恐れがあります。
出来るだけ室内に水滴を残さないように速やかにふきとりましょう。
対策していたつもりがまさかの…簡単カビ取り方法!
どんなに対策をしていても、梅雨の時期に発生しやすいのがカビですよね。
カビが生えてしまったら、早めに取り除かないと繁殖して他のところにもカビが生えてしまいますし、健康的にも気になるところですよね。
カビがもしも生えてしまった時の対応についてご紹介します。
①水回り編
お風呂であったり、台所のシンクなどにカビが生えてしまった場合には、専用のカビ取り剤を使用してカビを取り除きましょう。
カビ取り剤は、強い塩素を使っているので、手袋やマスク換気を忘れないようにしてください。
また、カビ取り剤に抵抗がある場合には、お酢と重曹で対応も可能です。
スプレーボトルに、水10対お酢1の割合で入れよく混ぜます。
カビのところにお酢スプレーをかけて、その上に重曹を適量ふりかけます。
重曹を振りかけると泡がシュワシュワでるので、そこを使い捨ての歯ブラシなどで擦り、最後に水で流せばキレイにカビが落ちます。
こちらもマスク・手袋・換気を良くしておこなってくださいね。
②壁や床など水回り以外
水回り以外の場合、専用のカビ取り剤を使ってしまうと、その素材を痛めてしまったり、漂白が強すぎて色が変わってしまうことがあります。
そんな時に役に立つのが、消毒用エタノールです。
エタノール70~80%のものが、カビの退治には役に立つのです。
また、カビ予防にも気になるところにシュッとして置けば安心です。
やり方はとても簡単です。
②カビの部分を水を絞った雑巾で軽く拭き取る
③エタノールスプレーをカビの部分にかける
④乾いた雑巾で優しく叩くようにしてカビを取り除く
⑤水分を完全に取り除く
これでカビが退治できます。
※注意※
エタノールはアルコールなので、火気厳禁です。
また、使用する際には、換気や手袋、マスクを忘れずに行いましょう。
そして、物によっては、色落ちなどの可能性もあるため、一部に試しがけをしてから自己責任で行ってください。
木材についたカビの取り方についはこちらにまとめているのであわせて参考にしてくださいね^^
まとめ
日頃から少しずつ、そして早めに対策することで、憂鬱な梅雨の時期も少しは快適に乗り越えられると思います。
九州の西の果てに住んでいる我が家も湿気がこもりやすく、結露が激しいので、5月末ぐらいから特に気を付けるようにしています。
それでも去年、カーテンにカビが発生して取れなくなったので思い切って買い替えることにしました。
子育て中の主婦や、ワーママはどうしても手が回らないっていう部分もありますよね。
私はレースカーテンについては激安のものを購入して、1年で使い捨てるぐらいの気持ちでいるんですよ。
手を抜けるところは抜く、妥協できるところはする、という感じで完璧を目指さずに対応していくのがいいんじゃないかな~って思っています^^