端午の節句の時に子どもの成長を願って菖蒲湯に浸かるという風習があります。
しかし、タイミングによっては、初節句がまだ月齢が小さいという場合もあり、4ヶ月ぐらいの赤ちゃんでも大丈夫なのか気になるところですよね。
せっかくの風習ですし、大丈夫であるのなら菖蒲湯に浸からせてあげたいものですよね。
そこで、今回は、菖蒲湯に入るのに4ヶ月の赤ちゃんは大丈夫なのかということや、菖蒲の購入先などについてお伝えしていきます。
菖蒲湯は4か月の赤ちゃんでも入れて大丈夫?
菖蒲湯に赤ちゃんを入れることですが、結論的には、4ヶ月の赤ちゃんなら問題はないと考えて良いでしょう。
ただし、いくつか注意は必要なので、最終的には親の判断になるということを忘れないでください。
4ヶ月の赤ちゃんの肌はまだまだ大人に比べると未熟です。
生まれてから特に3ヶ月以内は、バリア機能が未熟なため、オムツでかぶれたり、乳児湿疹が出来やすかったり、肌のトラブルが目立ちます。
一般的に、4ヶ月頃を境にどんどん肌が強くなってくるとは言われていますが、実際赤ちゃんの肌はデリケートなので、症状が出やすい子もいます。
さらに近年は、アレルギーの子や肌が弱い子が多く、もともと肌が弱いという赤ちゃんに対して、菖蒲湯に入れてあげたいと思って、例え4ヶ月を過ぎていたとしても、入れる場合には慎重に入れる必要があります。
ただ、慎重にとお伝えしていますが、菖蒲湯なのですが、菖蒲自体にはアレルギーとなる物質はないとは言われています。
むしろ、血行を促進したり、保湿効果が高いと言われているので、赤ちゃんでも比較的安心なものともされています。
<菖蒲湯に初めて入れる時の対応・注意点>
②血行が促進されるので、長湯はしない
③菖蒲の葉で赤ちゃんの肌を傷つけないように注意する
④お風呂から出るときには、身体をシャワーで軽く流してから出る
⑤いつもと変わったことがあったらすぐに菖蒲湯を中止する
菖蒲湯はどこで買うの?
菖蒲湯に使う菖蒲はどこで、買えるのかという疑問ですが、5月5日の端午の節句のときに使う物なので、5日周辺になると、スーパーや花屋さんなどで購入することが出来ます。
バケツに立てかけられるようにして売られていることが、多く、ポップなどに菖蒲湯用など記載してあることが多いです。
この菖蒲なのですが、一般的に端午の節句に使う物なので、店頭で売っているのは期間限定であることがほとんどです。
5日の朝には確実に並んでいると思いますが、夕方など時間が経つと売り切れてしまうこともあるので、店頭で確実に手に入れたい場合には、前日の4日から遅くても当日の昼ごろまでにはお店に訪れる必要がありますので、ご注意を!!
また、どうしても店頭で買うことが出来ないという方には、インターネット上で購入するのが、オススメです。
ネットでは、様々なタイプの菖蒲が購入出来て年中購入することも出来ます。
店頭では、葉菖蒲だけというところが多いかもしれないですが、ネットだと、乾燥されたものや、入浴剤なども種類が豊富に売られており、その用途によって使い分けも出来るでしょう。
ネットで購入出来るものの一例です。
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菖蒲湯気分が味わえる入浴剤もあります。
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まとめ
4ヶ月の赤ちゃんでも菖蒲湯に入れるということはご理解いただけたでしょうか。
健康や成長を願うだけでなく、肌の保湿や保温にも良いものなので、是非お子さんの状態をしっかりみながら菖蒲湯に入れてあげてくださいね。