赤ちゃんがいる家庭では、夜間の煖房問題に直面すると思います。
あまりにも寒いと、冷えて風邪でもひいてしまわないかと心配になってしまいますし、逆につけっぱなしも、赤ちゃんにとっては良くないのかな思ってしまいますし、なかなか難しい問題ですよね。
実際、煖房をつけても、つけなくても赤ちゃんは眠ることは出来ますが、それぞれに注意してほしいことがいくつかあります。
そこで、今回は夜間の煖房のありなしの付き合い方をご紹介していきます。
目次
赤ちゃんが夜寝る時に暖房をつける場合に気を付けるポイント
基本的に、赤ちゃんは、体温調整機能が未熟です。
つまり、大人と違って気温の変化にすぐには対応出来ないので、ダイレクトに寒さや暑さを感じてしまうのです。
ですので、もし夜に眠るときにあまりにも寒いようであれば、煖房はつけておいた方が良いでしょう。
そこで、煖房をつけるときに気をつけるポイントをご紹介していきます。
その1 暖房器具はエアコンを使用
煖房器具には、色々ありますが、赤ちゃんが寝るという環境を考えると効率よく温まるエアコンがオススメです。
まれに、ストーブやファンヒーターなどの使用をする方がいますが、赤ちゃんが少しでも動ける場合、触れて火傷してしまったり、誤って倒れてきてしまったりと危険なことが多いです。
エアコンがなく、どうしても、ストーブなどを使わなくてはいけないときには、ベビーガードなどを取り付けるようにしましょう。
その2 温度や湿度に注意
室内の温度は、20~23℃前後に保つのが良いとされています。
あまり高すぎると、赤ちゃんが暑くなってしまい、脱水症状を起こしてしまう可能性もありますし、温度には注意しましょう。
また、エアコンをつけると一気に湿度が下がります。
乾燥すると、風邪を引きやすくなってしまうので、暖房器具を使う場合には加湿器を併用するようにしましょう。
加湿器がないときには、バスタオルなどを水で濡らし、適度に水気を切って干して置くだけでも、加湿効果があるので、試してみてください。
その3 掛け物や服装に注意
煖房をつけているのにも関わらず、布団をたくさん掛けてしまったり、洋服をたくさん着せてしまったりするママはいます。
煖房がついている場合、あまり多くの掛け物などをすると、逆に汗をかいて冷え切ってしまうことがあります。
ですので、煖房がある場合は、気持ち薄着にして、適度に観察して掛け物で調整すると良いでしょう。
赤ちゃんの冬の寝室で暖房をつけない場合に気を付けるポイント
煖房をつけないで寝ることは、もちろん可能ですが、注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。
その1 就寝前に少しだけ部屋を暖めでおく
煖房のつけっぱなしや、タイマーなど使うと、電気代や赤ちゃんの体調が心配という方もいると思いますが、やはり、寝る直前だけは、使用した方が良いかと思います。
寝室は大体寒いことが多いので、そうなると必然的に布団も冷たくなっているでしょう。
いきなり冷たい部屋にそして布団に入ったら、大人だって嫌ですよね。
赤ちゃんも同じです。
冷たくてびっくりして泣くこともあります。
部屋を暖めると同時に湯たんぽなどで、布団を暖めておくというのも良いかもしれません。
その2 布団や服装に注意
煖房をつけていない分、多く着させたり、厚めの布団を掛けたりするのはよくありません。
布団の中は熱がこもってしまうので、暑くて、知らない間に布団が蹴っ飛ばされていたりするなんてことはよくある話です。
布団の位置がずれているときには、大体暑いときなので、そういった場合には、お腹中心に掛け物をかけ、お腹が冷えると風邪を引きやすいので、出来るだけ冷やさないようにして、手や足を少し出して体温調整をしてあげると、すんなり寝てくれます。
まとめ
煖房があっても、なくてもそれぞれ注意さえ守れば快適に夜間睡眠が取れると思います。
ちなみに、大人と赤ちゃんでは、体温の仕組みが違うので、大人に合わせるという感覚ではなく、子供優先にしてあげてくださいね。
なかなか難しい問題ですが、寒い冬でも快適に過ごせるように工夫してみてください。