みなさんのお宅では子ども同士のお泊り会をした事がありますか?
子どもたちはとても楽しみにしていますが、受け入れる親としては「ご飯のメニューどうしよう?」「楽しい遊びを考えなくちゃ!」とちょっと気を遣うものですよね。
我が家で実際にやってみた子どもたちのお泊り会についてお話します。
目次
初めての子どものお泊り会はなんと幼稚園の時から!
我が家には現在2年生、年長さん、2歳の3人の息子がいます。
お泊り会を始めたのは長男が年長さん、次男が年少さんの時でした。
お泊り会の相手は、我が家から2軒隣の幼馴染である兄弟。
お兄ちゃんは長男よりも2歳年上、弟は次男と同級生です。
普段からよく家を行き来している仲であり、子どももそうですが、親同士も仲良くお付き合いさせていただいている間柄。
このお友達が親子で我が家に遊びに来てくれた時に、子ども達が盛り上がってなかなか遊びを終わりに出来なくなってしまい「今日は終わりね。
また今度ちゃんと計画して準備をして、うちにお泊りしてみる?」と気軽に誘ってみたのが始まりでした。
低年齢で子どもだけでお泊りさせる事にはオネショや、お風呂、歯磨き、夜は眠れるのかなど沢山の気がかりがありますが、何かあれば夜でもすぐ迎えに行く位のスタンスで始めました。
このように最初のお泊りは、家がごく近所だったり親同士が気兼ねなく話が出来る関係である方がハードルが低いですね。
我が家の場合はこうして就学前の小さな時からお泊り会を楽しんでいますが、幼い子どものお泊り会はまだ心配という家庭は多いと思います。
高学年からならOKという家庭があれば、逆に小さな内からごく親しいグループでお泊り会を楽しんできて、小学校卒業を最後に禁止とするところもあるようです。
思春期以降はまた別の心配がふえてくるのでそういった意味で子どもだけでの外泊を禁止するということなのでしょう。
子どものお泊り会でやった遊びやご飯のメニュ-
我が家の場合は、お泊り会を行うのは必ず長期休暇の時。
そして、夫の協力が得られる週末に開催します。
夏であれば庭でプールをしたり、花火をしたり。
近所の公園に連れて行ったり。
家の中ではみんなでカルタやトランプ、オセロ大会をしています。
事前にあらためてお友達のママにアレルギーを確認しておき、晩ご飯にはホットプレートをみんなで囲めるような、お好み焼きやたこ焼き、焼きそばなど簡単なものを。
おやつには家にあった綿あめ機で綿あめパーティをしました。
「パーティ」などと言うだけで子どもはわくわく楽しんでくれます。
また、秋休みのお泊り会ではお月見に合わせて一緒に白玉団子作りをして、フルーツポンチにして食べました。
小学生位ならある程度子どもに任せてもよいかもしれませんが、就学前の子供でお泊り会をする時はほったらかしという訳にはいきません。
来てもらっている間子ども達にどんな風に過ごさせようかと考えますが、どちらかの親が遠慮したり負担を感じてしまうような過剰なサービスはしないようにしています。
そして出来ればお互い様と言う事で行ったり来たりの開催が出来ればよいですよね。
ただ事情は各家庭様々です。
ご主人の帰宅が遅く子どもが泊りに来ているとくつろげない場合もあるでしょう。
家庭の方針として、何があるかわからないから預かれないという場合もあるでしょう。
誘う方も、断る方も気を使のもの。
そういった部分も含めて、ママ同士が遠慮せずに言える関係が望ましいですね。
子どものお泊り会でこんな工夫をしました
お風呂
- ① 「パジャマパーティ」と言ってお泊り会の開催を夕方からにし、自分の家で入ってから集合にした。
- ② 男の子ばかりなので夫に同伴してもらい銭湯に連れて行った。
- ③ 家で子どもだけでワイワイ入った。
小さいお子さんなら自分で洗えるのかなというちょっとした心配もあるかもしれませんが、ここは1日位の事ですので気にしません。
布団
- ① 近所なので布団は持参にしました。
- ② 掛けるものさえ一人一枚あればあとは少ないお布団で雑魚寝で済ませました。
子どものお泊り会のときは親同士の連絡を密に
「お風呂入ったよ」
「今ご飯だよ」
「眠ったよ」
などとこまめに写真つきのメールを送ると相手のママも安心であり、喜んで貰えます。
また、翌日の解散時間はしっかり決めて迎えに来てもらうようにしました。
預かった方は報告を、お泊りさせてもらった方は親子でしっかりお礼を言って解散する事が今後の気持ちよいお付き合いに繋がりますね。
子どもが小さいうちからお泊りを楽しむメリットは
お泊り会は子どもにとって楽しみな半面、ドキドキと緊張もあることでしょう。
すぐに甘えられる自分の家とは違い、自分の事は自分でやらなければなりません。
よその家で遠慮したり、自分の家では当たり前である事がそうでなかったりする事に、子ども自身新鮮な気づきがあります。
そうすることによって、自分の家に戻った時にほっとする事を覚えたり、親に対して感謝したりするでしょう。
また、挨拶は勿論のこと、子どもにお邪魔したお家のルールや言いつけを守るよう言い聞かせたり、冷蔵庫を勝手に開けたり、入ってはいけない部屋に入る事がないよう約束させる事は、よその家にお邪魔した時のふるまいを身につけさせる躾のよい機会となる側面があるのです。
泊りに来る子は必ず親御さんからしっかりと言いつけられてくるでしょうから、それを見る事は受け入れる側のお子さんからしたら刺激となることもあります。
お泊り会は親の負担ばかりが先に取り上げられがちですが、子どもだけではなく親にとっても生活の中でよその子を見る事は参考となることがあるのです。
最後に
子どもは一緒にご飯を食べたり、一緒にお風呂に入ったり、一緒に寝ると言う事でお泊り会を通して距離がぐんと近くなります。
幼い頃にこういった時間を共にする事は子どもにとっては特別な思い出として残っていくでしょう。
みなさんもぜひ仲良しのお友達とお泊り会を楽しんでみませんか?