もうすぐお正月。今年はお子さんにも年賀状を書かせてみませんか。
お正月の楽しみの一つと言えば年賀状。元旦の朝に届いたものを家族で仕分けするのが恒例行事という方は多いでしょう。
我が家の子ども達はこれまで自分で年賀状を書いた事がありませんでしたが、今年はお友達から学校や幼稚園へ先生宛に送るとお返事が貰えるよという話を聞いてきました。
お友達はそこから先生とのお付き合いが始まり、幼稚園を卒園して小学校に入っても大好きだった先生と繋がっているそう。
そこで、今年は我が家も初めて子ども達に年賀状作りにチャンレンジしてみようと思いました。
子どもが初めての年賀状を書く相手は、先生やお友達の他にお祖父ちゃんお祖母ちゃん、又はいとこなどでもよいですね。
もしかしたら年賀状を禁止している場合もあるかもしれませんので、出来れば「学校へ、(幼稚園へ)出させていただいて大丈夫ですか?」と確認しておくと尚よいでしょう。
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子どもと作る年賀状のアイディア
子どもから年賀状もらった
元気でた
先生がんばるよー!! pic.twitter.com/9t2Pzt7jpw
— 北山下 蜜かんにゎぁ (@kft_mi2) 2018年1月4日
子供の成長記録や年賀状に使えるとインスタで人気の手形&足形アート!可愛い作品を紹介します http://t.co/TpasJir1LX pic.twitter.com/LJHZEnxP2j
— 新R25編集部 (@shin_R25) 2015年7月24日
なぜか親の年賀状用の芋版彫って押すとこまでやってる・w・ pic.twitter.com/qK7EQTj7Ov
— しろむら@毎日天ぷら食べたい (@CB_MM) 2015年1月2日
姉妹、年賀状作成中…。折り紙切るだけで疲れて、1枚目のあとは放心してる😂 pic.twitter.com/ETN0CRrgaG
— みふぃこ (@k_miff) 2017年12月21日
年賀状ちまちま作成…
またちぎり絵した♪ pic.twitter.com/mHdmymnZuc— モネゴロ〜 (@unya680ace) 2017年12月27日
- 絵を描く
- 手形アート
- 写真シールを貼る
- 芋版、紙版画
- 粘土などで2018年の干支である犬の作品を作り写真に撮ったものをプリントする。
- 折り紙作品を貼りつける
- ちぎり絵
- 小学生ならしっかりとした文字で新年の抱負を書いてみるのもよいでしょう。
手形を上下逆にし、親指を横向きの顔、残り四本の指を前足、後足に見立て犬のイラストをつくります。
スマホのアプリでも簡単に作成出来ます。
芋版は彫刻等がなどで掘る必要があります。危ない時は紙版画がいいでしょう。
年賀状を書く意味を知ろう
せっかくですから、これを機に年賀状の歴史、意味と、年賀状のマナーを親子で学んでみましょう。
年賀状とは、新年を祝うあいさつのお手紙です。
昨年1年間お世話になった感謝と、新しい年も宜しくねという意味を込めて贈ります。
年賀状はなんと平安時代、貴族階級の間で交わされた年賀の書状に由来するそうですよ。
それが、江戸時代になって街道の整備と飛脚制度の充実、そして寺子屋などの普及を背景とし、庶民にまで広がっていったようです。
その後、明治に入って郵便事業が発足し郵便はがきが発行されるようになります。
すると、それまでは和紙などに書いた書状を封書で送っていたものが、簡単にはがきで送れるようになる事によって一気に年賀状の文化として日本中に広まっていきました。
年賀状の習慣は、昭和に入り戦争が始まるとその自粛を呼びかけるポスターが貼られるなど新年を祝うムードが消えて行きますが、戦後に復活します。
当初は、お互いの安否を確認しあうという意味合いが強かったとのこと。
現在のお年玉くじ付き年賀はがきの制度が始まったのは戦後である昭和24年、京都在住の全くの民間人である林正治さんという方のアイディアだそうですよ。
文字は丁寧に書きましょう
年賀状は新年を祝う挨拶状であるので、誤字はないようにしなければなりません。
文字を習いたての子どもには、はがきのような限られたスペースに文字を書くのは難しいものです。
はがきサイズに紙を切り、何度か練習するようにしましょう。
また、郵便局で年賀状の仕分けをした事のある方がおしゃってましたが、読めない字から住所を推理して仕分けをするのはとても大変な作業だそうです。
難しいと思ったら表のあて名は大人が書くようにし 自分の名前だけを子どもに書いてもらうようにするのがよいでしょう。
目上の人に贈る際は「ですます調」で丁寧に書くようにします。
出来上がりは大人が必ず確認するようにしましょう。
また、まだ知らなかったお子さんは自分の家の住所を覚えるよい機会でもありますね。
最後に
メールが主流となった今でも、やはり年賀状は貰うと嬉しいものです。
年賀状の由来やマナーをここでお子さんと一緒に改めて学ぶと共に、古くからの日本の風習を楽しんでみませんか。