小学生の子どもの自己肯定感を高めるためにはどうしたらいいんだろう?
自分のことを好きになれない子どもの言葉を聞いて、親としても悩んでいます。
今回は『自己肯定感を高めるには?小学生の子どもに自分を好きになってほしい!』というテーマでお届けします。
目次
息子が「自分のことを嫌い」と思ってしまった理由
我が家の息子が自分のことを嫌いだと思い、自分を傷つけようとしたことがあったので理由について考えてみました。
思い当たることは・・・その日は用事が多くて朝からバタバタ、そんなときに限って彼はお気に入りのカードを出してきて遊び、出発直前になって「順番に並べる」と言ってゆったりとその作業を始めたのです。
私は「順番なんてどうでもいいでしょ!時間の無駄」なんてことを言ってしまったんです。
その日一日を振り返ると、それ以外に考えられません。
時間が決まっていて遅れることのできない用事があったし、3人の準備をさせて出かけることばかり考えていたので焦ってたんですよね・・・
彼にとってはその順番通りというのが非常に大事なことだったんです!
息子はシリーズ物を揃えたり、それをきれいに並べたりすることにとてもこだわります。
自分が大事だと思っていることを親に否定されてしまい、きっと自分自身を否定されたような気になったんだと思います。
自己肯定感を高めるためには?子どもの良さを見つける
人にはみんなそれぞれ良さがある、ということは十分わかっています。
でも、毎日時間に追われ、子育てに追われ、仕事に追われ、夫は不在で一人バタバタ。
心も体も余裕がない状態になってしまうと、大事なことを見落としてしまう・・・そう感じました。
子どもの良さを親子で一緒に見つけて笑いあう。
それだけで、自己肯定感って生まれてくるし、育っていくんですよね、きっと。
できる・できないよりも大事な子どもの良さって?
ある幼稚園のサイトに掲載されていたコラムを読んで、すごく心に響いたので引用させていただきます!
お母さん方が見つける子どもの「良いところ」が、変化しているように感じるのです。
少し前までは、その子のあるがままの良さを発見していたように思います。
例えば、大切に飼っていたハムスターが死んでしまい、一晩中泣いていた優しさ。
汚れてしまっていても、大好きなウサギのぬいぐるみを宝物にしていること。
また、広告紙やお菓子の箱で作ったものを大事に使っていたり、まんまるにできた泥だんごを喜んで持ち帰ってきたり……。
ところが最近では、ひとりで髪が洗える、本が読める、文字が書ける、縄跳びが跳べた、逆上がりができた……。
このような「できる、できない」の物差しが、子どもの良さを見る尺度になってはいないでしょうか。
引用元:『竹の子幼稚園』http://www.take-noko.jp/talk/2015062213144256.html
そう言われると、確かにそうだなと思いました!
親として子どもが、できなかったことができるようになると嬉しいのは当たり前ですよね。
でも、できないことがあったとしても、できるまでに時間がかかったとしても、その子の良し悪しを決める尺度にはなりません。
「あなたはお母さんやお父さんの子どものころとそっくりよ」というメッセージがあります。
子どもの安心感と自己肯定感を育てるのに、このメッセージは欠かせないことだと改めて思うのです。
引用元:『竹の子幼稚園』http://www.take-noko.jp/talk/2015062213144256.html
自己肯定感を高めるには?小学生の子どもに自分を好きになってほしい!のまとめ
私の息子は私にそっくりです。特に、悪い部分が・・・
私はそれがとても心配で、あれこれと余計な世話を焼いたり、余計な口出しをしているような気がします。
私は小さい頃自分のことが好きだっただろうか、と思い返してみてもよく思い出せません。
きっとあまり好きではなかったのではないでしょうか。
でも、今では「自分のことが好き」だと言うことができます。
ただ、今までもがき苦しんだ結果、やっと、そう言えるようになったのです。
息子にはそんな思いをさせたくない。
今日は学校から帰ってきたら、一緒に息子の良さを見つけて、思いっきり笑いあおうと思いました。