妊娠からの出産は女性の生涯のひと仕事、通常の仕事よりたいせつというのがこの人生項目です。
妊娠とわかった時には神秘的というか不思議な感覚、数か月過ごす内に胎動が感じられ、子供が生まれるんだなというのを実感しました。
自分の妊娠・出産の体験を通して考えたこと、感じたこと、気を付けたことなどをお話します。
妊娠初期の悩み
妊娠したのは家庭を持ってから半年くらいの時期、シングル生活した時より新鮮な雰囲気ですごしていました。
ですが妊娠しにくい体質と考えたのは生理不順、その頃はまだ冷え体質はごく普通でしたが、一般論で言うところのプランは考えませんでした。
妊娠は身体のメカニズムでもあり自然な流れでよいというのが思考、生活スタイルとしては引っ越しの荷物整理からまず落着かせ料理にいそしみました。
新米なので基本的な料理から作ったりしている内に生活リズムがなじみ、秋ころにようやく妊娠を確認しました。
学校で習ったので知識としては知っていましたが、シングルの時には感じられなかった心の充実感がありました。
どのように表現すればよいかというと神秘的なしあわせという感じ、育て方とか具体的なことは浮かびませんでしたが、ゆったりした時間でした。
そんな中で妊娠期の悩みといったら特に朝食が進まないという一面、果実のジュースにトーストやロールパンはまずまずでしたが、和風のごはんが苦手でした。
それにお味噌汁の味がなぜかちがうような気がして、風味のよい感じがなかったです。
つわりは普通からみてもやや低かったけれど、食事の情緒が薄れました。
妊娠中期~後期に気をつけたこと
妊娠期の悩みとしたらこれくらいは軽い程度でしたが、安定期の5~6が月まで維持するのがひと仕事、ワンプロセスと思いました。
これくらいになればお腹のふっくらがやや感じられる頃、妊娠初期よりも出産を意識しました。
この時期からは食事がやや安定でしたが胎児の成長と共に体重管理が課題、それに元々ふっくらとかややぽっちゃりなので、血圧が気になりました。
ふくらはぎとかむくみはまぁまぁでしたが妊娠中盤から後期は食養生。
このジャンルは出産のワンポイント、入浴後に毎日体重計でチェックしました。
文化の発展で育児雑誌もあったし、それを参考にして好みのコーヒーは殆ど飲まなくなりました。
どのような理由からコーヒーを控えるのかわからなかったけれど、テキスト通りの生活をしてみました。
好みでいうと紅茶よりコーヒーですがある意味養生と認識し紅茶やほうじ茶、それに夏時期の麦茶、飲む感じとしたらほうじ茶や麦茶は味気なかったけれど、慎重にすごしていました。
コーヒー飲んでいたらどうかというのはわからないですが、無事生まれた時はやはり感動しました。
でもこういう小さいのを育てるのかと思うと、長いなと感じました。
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さいごに
今になってみればあのスタイルでよかったと思いますが、子育てひと段落の時期。
ここまでのプロセスを経験してみて漸く両親の気持ちを理解、毎日子育てしながら自分育てというのを据えられたというのもです。
そうしてみれば妊娠期のちょこっとした悩みは小さいものだったと思う、妊娠期よりたいせつなのは子育てのプロセス。
でも子供を産み育ててこそ一人前の認識、これでよかったんだなと感じるこの頃です。