大学生だった頃、居酒屋でバイトしていた私。
春休みは授業もなく暇で、毎日のようにバイトに入っていたらその月の給料がいつもの1.5倍くらい貰えてしまいました。
「こりゃすげぇや!」と興奮するもつかの間。その後の生活が荒れにあれてしまいマシタ…。
調子に乗って給料日にお金を使いすぎ10万以上稼いでいたのに赤字になり、親や先輩に借金。
その体験から、給料はもらったその日に一定額貯金すべし!ということを学びました。
若気の至り、私のイタイ体験談をご紹介します。
10万以上も給料が出ちゃった!
大学2年生の春休み。週に5回のペースで居酒屋のアルバイトをしていました。
ちょうど年度末なので、飲食業界、とりわけ居酒屋は歓送迎会などの宴会で週末とか関係なく忙しい日々でした。
大学入学時よりその居酒屋でバイトしていた私は、ホールスタッフとしてそこそこの動ける人間だったので(自分で言うのもなんですが)、よく狩り出されていました。
特に週末は忙しくお客さんの出入りも激しかったため、場合によっては深夜、閉店までバイトしていた日もありました。
当時の時給は850円。深夜時間帯は割増しになるので、3月のお給料はとっても期待していました。
給料は翌月の25日払いだったので、4月の月末、バイト入った日に給料明細をもらったらビックリ!何と11万5000円も入っていました。
これは私のバイト人生の中でもトップクラスの収入で、「こりゃ色んなものが買えるな」とワクワクしてしまいました。
色んな友人からの誘い、誘い、誘い…
もちろん、他のバイトのメンツもガッツリと稼いでいたので、まず同じホールの先輩から、「渋谷に行って服買いに行こうぜ」と言われました。
もちろん懐はホクホクなので、当時あまり行き慣れていなかった渋谷へ行って、裏原宿のお店で服を数点購入。
都内はやっぱり高いですね!この買い物だけで3万くらい使ってしまいました。
それでもまだお給料は残っているので楽勝だと思っていました。
次に大学の先輩と服を買いに行くことに。
これはいわゆるファストファッション系のお店で買いあさったのですが、安かったが故に数店舗ハシゴしてしまい、結局ここでも2万くらい使ってしまいました。
今思えば、この時点いくらかで貯金するなり、誘われても断るとか、何かしらの手を打つべきでした。
結局赤字…馬鹿な学生の浪費生活
この時点で5~6万、既に使い込んでいる私。しかし、若気の至りというのか、調子に乗ってしまう10代。
先輩とカラオケに行ったり、誘われた野球観戦に行ったり、コンパで女の子におごったり…と羽振りの良さに歯止めを掛けませんでした。
気が付くと通帳の残高は数千円。これも普段の食費や雑費に飛んで行ってしまい、次のとおり給料日をお願い致します。
待たずに手元のお金が無くなってしまいました。
財布の中にも金がなく、当時はタバコも吸っていたのでタバコも買えず、ジュースも買えず。
「こりゃマズイ!」と思い、親に1万円借金しましたが、手元にお金があるとすぐに使ってしまう私。
これも飲み食い代に消費してしまい、さらにバイト先の先輩に1万円借金。
借金の繰り返しで何とか次の給料日まで持ちましたが、5月末に支給された給料は4月の給料のおおよそ半分。
しかもそこから2万円借金を返済したので、またその月は借金した記憶があります。
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さいごに
学生の場合だと、時期によってはこのような経験をされる(いつもより給料を多く貰うという意味)方が多いと思います。
悪いことは言いません。バイトで稼いだ金は、そのうちの一部をまず一定額貯金しましょう。
「余った給料を貯金すればいいや」という感覚では絶対に貯まりません。
なので、多く貰えた時はなおさら、貯金に回して万が一に備えましょう。