少子化対策に悪い影響を与えると思われることもある、子なし夫婦というスタイル。
現在老後の生活を送る世代に育てられた子どもたちは、親たちの夫婦のあり方にあまり良いイメージを持っていない人が多いです。
どうしてそこまで働くことに専念してしまうの?と思いたくなる、過酷な労働条件を当たり前の様にこなしてきました。
そんな親の背中を見ていた若い世代は、自分が結婚して家庭をもったら、子育て等で自分の楽しみを犠牲にしたくない!と考えてしまうのです。
夫婦で子どもを作って家族でにぎやかに。。。という価値観以外にも子どもをあえて作らないで、夫婦の時間を楽しみたい家庭が増えました。
時代の流れで夫婦のあり方も多様化して、自分スタイルとして発展しつつあります。
今どきのライフスタイルとも言われる子なし夫婦の休日をのぞいてみましょう!
子なし夫婦はまるでシェアハウスで過ごすような楽しい休日?
お互いの仕事等で中々子育てする時間も取れないし、それを無理にどちらかがやめてしまうのも無理だと考える人が増えています。
子どもが苦手ではなく、子育てをするとどうしても時間とお金がそちらに必要なので、今のライフスタイルを変えないためには難しいのです。
昔は、子育ては大変だけど、子どもが生きがいで生活にも張りあいができると感じていました。
ところが、子育てが必ずしもどこの家庭もうまくいっているわけではなく、自分の親たちを見ていて、それがどうしても必要だとは思わなくなってしまったのです。
大変だけど子どもの成長が楽しみだと思う場合と、子育てのために時間とお金を費やすのに少し抵抗を感じるという場合の2つに分かれます。
子なし夫婦は、2人の時間や楽しみに専念したいとか、割と自由な発想の人が多いようです。
具体的な子なし夫婦の休日の過ごし方を紹介します。
休日が待ち遠しくなる子なし夫婦の実態とは?
子なし夫婦の休日にすることが多いのは、
- ① ハイキング(登山)
自然と触れ合って空気もいい山で運動不足も解消。 - ② 日帰りバスツアー
そんなに遠くでなくても、日帰りでグルメツアーやイベント、観光地等に行く。 - ③ 陶芸や料理等の体験教室
夫婦で共通の趣味を始めて、一緒に何かを作って楽しくデート気分。 - ④ テニスやゴルフなどのスポーツ施設
体力づくりやストレス解消にも汗をかいて爽やかに過ごす。 - ⑤ 居酒屋やバーへ行く
子どもがいる家庭だと中々夫婦で行くのが難しいお酒関係のお店で大人のデート。 - ⑥ シティホテル内のレストランで外食
夜景を観ながらのディナーや、ちょっと高級感の味わえる雰囲気のレストランでリッチな気分にひたる。 - ⑦ 日帰りの電車旅
各駅停車の通勤で使わないような地方へ向かう電車で、駅弁とかを食べたり道の駅巡りをしたり、その土地ならではの雰囲気を味わう電車旅。
子どものいる家庭と違って、休日もちょっと大人な感じのデートで、リッチに楽しめる過ごし方ができるメリットもあり。
そんな自由な生き方に共感する夫婦が増えてきて、ライフスタイルを大きく変えずに楽しみたいというのが基本!
今度の休日は何をしようか?って毎回一緒に考えるのが、子育てと同じような生きがいになっていくのです。
周りにそういった価値観の夫婦が今は少なくても、段々今後増えていく可能性が高いです。
少子化となっていくのは、そんな考え方も影響があります。
国の対策と逆行した考え方と、子育てをする夫婦から見ると非難したくなる人もいるかもしれないですが、本音は大変過ぎてもう嫌だ!と思っている人もちらほら。
夫婦でお互いベストの関係を保つには、結婚する時にライフスタイルに関する考え方や価値観を話し合うことが大切です。
まとめ
子育てすることに生きがいをもつ夫婦だけでなく、最近は子なし夫婦も増えてきました。
休日は夫婦でいろんな事がしたい!と思うと、自分たち大人だけの方が動きやすい部分も多いです。
経済的にも夫婦でお互いが仕事できるので、十分楽しめるだけの生活費が持てます。
今までの夫婦の固定観念をくつがえす考え方ですが、自由な発想が認められる時代にかわったためです。
これじゃないとダメ!と何でも押し付けられることにストレスを感じるより、自分らしく楽しいライフスタイルを夫婦で手に入れましょう!