出汁というと鰹節や昆布からとるというイメージがあると思いますが、1からとるとなんだか味がしない…薄い…という問題に直面するものではないでしょうか。
なぜ味が薄いのだろう、せっかく手間をかけたのに家族にも不評…やり方が間違っているのかしら?などさまざまな疑問が出てくると思います。
最初に結論をいいますとこれらは出汁の取り方が間違っているわけではありません。
なぜ味が薄いのか、また正しい出汁の取り方などをお書きしていきますのでぜひ参考にされてくだいね!
目次
昆布や鰹で出汁をとると味が薄いのはなぜ?正しい出汁の取り方は?
なぜ昆布や鰹で出汁をとると味が薄く感じるのでしょうか。
これは鰹などに問題があるわけではなく普段多くの家庭で使っている顆粒出汁が大きく関わっているんです。
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こういったものですね。
この万能の顆粒出汁なのですが、じつはこれにはどんなものでも美味しく感じるようにさまざまな化学調味料が入っているんです。
たとえば砂糖や塩、アミノ酸、カツオエキスなどなど….
人間は味の濃いものに美味しさを感じることが多くこういったものでより美味しさを作りだしているそうなのですが、これに慣れ過ぎた現代人は味覚障害になっている可能性があるということです。
実際に最初は味が薄いなと感じていても続けて飲んでいるうちに鰹や昆布で出汁を取ったものでなければ不味いと感じるようになる、ということもあるようです。
もしももっとより少しでも味を濃くしたいとお考えならば煮込む時間をよりかけて、昆布や鰹の量を増やしてみるのも良いかもしれませんね!
出汁パックでも味が薄い!?正しい使い方は?
こちらも出汁パックの味が薄いのではなく、顆粒出汁になれてしまった故に薄く感じるのです。
一つ気を付けることといいますと、出汁は水の状態から取っていくことです。
沸騰してからとっても味が薄くなってしまうんですね。
今は出汁パックもさまざまなものが売っていてネットでも沢山のものが売られています。
おそらくこういったものには「分量」が決められているでしょうからその何倍かの量で出汁を取ってみるのも濃い味を出す1つの手だと思います。
おススメの出汁パック3選!
では3つほどのおススメの出汁パックをご紹介させていただきます。
もし使用したいと思っている方がいましたら参考にしてみてください。
まず出汁パックの選び方としては原材料に鰹や昆布や椎茸、煮干しなど自然な素材が書かれているものを選びましょう。
調味料やエキスなどが書かれているものは避けます。
完全無添加の出汁パック
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まずおすすめするのがこちらです!
こちらは何と言いましてもレビューが多くその内容も良いものが多いです。
離乳食にも使えて赤ちゃんにも優しい食材というのが嬉しいですよね。
原料はすべて国産で、食塩不使用であるところも魅力的です。
ヤマキ 鰹節屋のだしパック
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こちらは訳ありではありますが20袋入っていて塩や調味料は不使用です。
氷温熟成法鰹節などが使われていてとても美味しそうです。
サイトに出汁の取り方が書いてあるのも良いですね。
天然だしパック「だしはこれ」無塩
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最後におすすめするのがこちらです。
こちらはプロの方もお勧めしていて、天然の素材だけを使用しています。
価格も安く使用しやすいところも良いですね。
まとめ
出汁を1から取った、もしくは出汁パックを使用したけれど、味が薄い…私の取り方が間違っているのかなとお悩みの方、ぜひしばらくの間薄味に耐え、すこしだけ我慢してみてください。
時間が経つにつれてきっとこの味だ…!と思える瞬間に出会えると思います。
あなたが美味しい出汁と出会えることを祈っています。
しかし、出汁をとる時間がない!面倒だ!というときもありますよね。
そういう時は市販の顆粒出汁などを利用しても良いと思います。
よく目にするだしの素とほんだしの違い、出汁とめんつゆの違い、代用するときのポイントについてはこちらにまとめているので、あわせて参考にしてくださいね。