天ぷらを家でもサクサク揚げたいけどいつもべちゃっとなって、なんだか美味しくない…と悩んだことありませんか?
私も揚げ物は苦手意識があって、家で天ぷらを揚げるの嫌だな…と思ったことがあったんですが、子どもたちは天ぷら大好きだから美味しく作ってあげたい!
実はちょっとしたコツをつかめば、家でも簡単にサクサクの天ぷらを揚げることができるんですよ。
下ごしらえ、衣、揚げ方の工夫をご紹介するので、ぜひあなたも試してみてくださいね!
家でもサクサクの天ぷらを揚げるコツ~下ごしらえ~
天ぷらをサクサクに揚げるコツは、天ぷらにする具材の水分をしっかりと取ることです。
天ぷらがべちゃっとなってしまう原因のほとんどは水分。これをいかに抑えるかがポイントとなってきます。
具材を洗った後、キッチンペーパーなどでしっかりと水けをふき取ってください。
特に冷凍したエビなどは水分がかなり出てきます。下処理をしてからキッチンペーパーでふき取った後、脱水シートというものを使うと、かなりキレイに取れますよ。
家でもサクサクの天ぷらを揚げるコツ~衣~
- 衣に使う材料をしっかりと冷蔵庫で冷やしておく
温度が上がるとグルテンというタンパク質が発生して、粘り気が出てしまいます。
衣を混ぜる時も、材料を入れたボウルの下に、氷水を入れた容器を置いて、できるだけ冷たい状態を保ちながら混ぜるのがコツですよ。
- 水と卵を先に混ぜる
粉・水・卵を一気に混ぜてしまうと、混ぜすぎてしまいこれもグルテンの発生を促すことになります。
まず水と卵を混ぜてから、最後に粉をいれ、少しダマガできる程度で混ぜるのをやめましょう。
- 衣に炭酸水や酢を少し加える
衣に炭酸水を入れると、衣の水分が蒸発しやすくなるのでサクサクとした天ぷらが上がります。
また、酢を入れるとグルテンの発生を抑える効果があり、それによってサクサクの天ぷらに仕上がります。
- 衣は作ったらすぐに使う
衣を長時間置いておくと、グルテンが発生してしまうので、サクサクの天ぷらができません。
衣は作ったらすぐに使い切ってくださいね。
家でもサクサクの天ぷらを揚げるコツ~揚げ方~
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- 衣をつける前に具材に粉を振る
こうしておくと、具材と衣がはがれにくくなるので、サクサクの天ぷらができます。
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- 油は深い鍋にたっぷりと
油はケチらずにたっぷりと使いましょう。
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- 油の温度は約180℃
温度計がない場合は、菜箸にちょっとだけ衣をつけて油に落としてみましょう。パチパチと音がするぐらいがちょうどいい温度です。
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- いっぺんに大量に揚げない
いくら大きな鍋でも、具材をいっぺんに入れないようにしてくださいね。
油の温度が一気に下がって、サクサクの天ぷらができなくなります。
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- サラダ油とオリーブオイルまたはごま油を半々で
オリーブオイルにはオレイン酸という成分が含まれていて、油の酸化を防ぐ働きがあります。
ごま油は風味がとても良いので、これらの油を混ぜて使うことでサクサクの美味しい天ぷらが上がります。
さいごに
天ぷらをサクサクに揚げるには衣に炭酸水を入れたり、キンキンに冷やすことが大事なんですね!
サクサクの天ぷらを揚げるコツをしっかり押さえておけば、家でも美味しい天ぷらを作ることができます!
我が家でも早速試して見ると・・・大成功!
子どもたち、いつもよりモリモリたくさん食べてくれました。
田舎育ちの野菜は新鮮でとっても美味しいです。まだ頂き物の野菜が残っているので、この調子でまたサクサク天ぷらを作りたいと思います。
天ぷらにあう野菜の種類ってどんなのがあるのかしら・・・とお悩みの主婦の方へ。
季節ごとの天ぷらに最適な野菜の種類についてご紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね^^
天ぷらを揚げる順番についてはこちらにまとめています!