日本は地震大国といわれる程地震の発生が多く、他にも災害がよく発生します。しかし、その割に災害意識は低く、いざとなったときにどうするか考えている人は多くありません。
というわけで、災害が起こったときに覚えておくと便利なグッズの作り方、そして、いざというときに子どもを守るため、どういったことをしておくべきなのかを教えたいと思います。
身近にあるもので作ってみよう
ここでは、身近なもので作れる防災グッズを二つご紹介します。
ツナ缶ランプ
道具 釘、きりなど穴を開けられるもの
2, ひも、ティッシュで芯を作り、差し込みます。
たったこれだけで、ランプを作ることができます。使った後も中身は食べることができるので、いざというときにツナ缶を置いておくと一石二鳥ですね。
使用する缶はツナ缶以外でも大丈夫ですが、油が必要なため水煮のもの以外、油漬け、オイルサーディンの缶詰にしましょう
新聞紙スリッパ
2, 真ん中に向かって右から1/4分左に折ります。
3, 同じ方向にもう一度折ります。
4, 折り重なっている方を奥にし、新聞紙を裏返します。
5, 右から左に1/3分折ります。
6, 左から右に同じように1/3分折ります。
7, 折った片方を、もう一方の中に折り入れます。
8, 残った一番上の折った紙を内側に三角に折り入れます。
9, 四隅の三角を内側に折り入れればできあがり。
特に地震などが起こってガラスの破片が散らばったりすると、裸足で歩くのはとても危険です。また、避難所の床は冷たかったりするので、覚えておくといろいろなところで役に立つでしょう。
他にも、段ボールやポリ袋などを準備しておくと、いろいろ便利なものが作れたりします。用意しておいて損はないでしょう。
大切な子供に教えておきたい災害時のSOS
災害が起こったときに子どもを守るため、私たちに何ができるのでしょうか。
まず、屋内、屋外で危険な場所を考え、教えておきましょう。
例えば屋内であれば、倒れてきそうな大きな家具や家電、割れたら危ないガラスから離れるようにすること。机やテーブルの下に入り、クッションなどで頭を守ることを教えておき
ましょう。
屋外であれば、倒れてきそうな塀や電柱、電信柱から離れること、上からものや看板が落ちてきそうな所は避けること、などを教えておきましょう。
他にも、いざというときの連絡手段を話し合っておくことも大事です。
平日の昼間は、子どもと親が、それぞれ学校、会社などに行っている場合が多く、そういったときに学校、会社からの連絡手段を伝えておいたり、いざというときに集合する場所を決めておいても良いでしょう。
また、スマートフォンや携帯電話を持たせている子どもには、災害用伝言サービス「171番」や、「web171」など災害用伝言掲示板の使い方を教えておくと良いでしょう。
このように、いざ災害が起こったときにどのような行動を取ればいいのかきちんと考えさせておくことが大切です。
突然の災害で不安な避難生活!準備しておくと便利な防災グッズの作り方とは?
まとめ
災害はいつ起こるかわかりません。対策はいつかいつかと後回しにするのではなく、早めにしておきましょう。早めの対策が家族を守ることにつながります。
今回は手軽に作れる防災グッズを紹介しましたが、もちろん、市販の防災グッズ、かばんを用意しておくこともおすすめです。