3月3日と言えば、ひなまつりですね。
1歳になって初節句ということで、義両親などを含めて盛大にお祝いするご家庭もあることでしょう。
義両親が孫フィーバーだったり、普段から暴走気味だと、問題になるのが、勝手に食べさせたりするということ。
この問題は意外とあるあるで、結構、嫌な思いをしている人も多いのが事実。
お祝いごとに揉めるのは、嫌だけど、まだ食べたことのないひなあられを勝手に食べさせられるのも嫌!!
こんなモヤモヤを持っているママ達に、1歳の子がひなあられを食べても大丈夫なのかどうかお伝えしていきます。
ひなあられとアレルギーの心配性は?
ひなあられにも、商品によっては、アレルギー物質が含まれているものがあります。
子供の月齢が低いほど、アレルギーがある場合、発症しやすいので、注意が必要です。
ちなみに、アレルギーの原因で多い7大特定原材料というのが指定されています。
② 小麦
③ 乳
④ えび
⑤ かに
⑥ そば
⑦ 落花生
上記であげた7種類に関しては、必ずアレルギーの表示が義務されています。
また、この他に表示が義務ではないけれど、特定原材料に準ずるものもあります。
⑦ 牛肉 ⑧くるみ ⑨ごま ⑩さけ ⑪さば ⑫大豆 ⑬鶏肉 ⑭バナナ ⑮豚肉
⑯まつたけ ⑰もも ⑱やまいも ⑲りんご ⑳ゼラチン
上記20種類は、記載の義務はないのですが、最近ではアレルギー患者が増加しているため表示がされているものが多くあります。
ひなあられの関東風と関西風
ひなあられは、販売するメーカーや関東・関西など地域でやや異なるようです。
関東では、うるち米(お米)が原料で、お米をぽんっと膨らませて、砂糖や食紅などで色づけたやや甘みのあるものがひなあられとして流通しています。
関西では、もち米が原料で、そこに味付けとして、エビや青のり、醤油などで味をつけたやや塩気のあるものがひなあられとして流通しています。
このようにひなあられと言っても、さまざまな種類があり、1歳の子供に食べさせるときには、袋の裏側にある食品表示の確認が重要です。
今まで、離乳食などでアレルギーがでていなければ、ひなあられを食べること自体は、問題はないでしょう。
しかし、あまり離乳食が進んでいない、アレルギー物質が入っている物を食べさせるのが心配というような場合には、特定原材料不使用と表示されている、ひなあられを選ぶのが良いでしょう。
特定原材料不使用のひなあられは、スーパーでも手に入りますし、ネットなどでも購入可能なので、是非探してみてください。
ひなあられはいつからどんなふうに食べさせるのがベスト?
ひなあられを安全に食べるのなら、必ず1歳を過ぎたあたりが良いでしょう。
ひなあられの形状や固さなどにもよりますが、1歳前の子には、のどに詰まらせて窒息してしまう危険性もあります。
ですので、ベストな状態でいうと、歯がしっかり生えて、離乳食が完了したころと言えるでしょう。
そして、食べさせるときには、必ず先に大人が、固さなどを確認して実際に食べてみてください。
大人が確認しておけば、どのように食べさせれば良いか対応が分かります。
また、1粒が大きいようなら、砕いてあげるとさらに食べやすくなります。
必ず、大人が近くで見守るようにして食べさせてあげましょう。
口の中の水分もなくなりがちなので、お茶なども用意してあげることも忘れないようにしてください。
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まとめ
1歳にでも、ひなあられを食べることは、十分に可能です。
しかし、初めて食べる食材に関しては少なからずアレルギーの可能性があることは忘れないようにしてください。
食べさせるときには、少量ずつ様子を見ながら、そして、義母など親以外が与えてしまいそうな人がいる場合、事前にアレルギーフリーのものを用意したり、目を離さないように環境を用意しておきましょう。
そして、娘さんのためにすてきなお祝いにしましょう。