節分の日に恵方巻きを食べるという人も多いと思います。
そして、恵方巻きをお店で買うという人もいると思いますが、この恵方巻き、毎年各地のお店で売れ残りが激しいのをご存じでしょうか?
お店によっては、どうにか売ろうと工夫をしていますが、それでもまだまだなようです。
では、なぜ売れ残ってしまうのでしょうか。
今回は、恵方巻きの売れ残りの謎について探ってみたいと思います。
目次
恵方巻きの売れ残りが多い理由とは?
恵方巻きは、どのお店でも売れ残ることが多い商品としてもはや有名ですが、なぜこんなにも売れ残ってしまうのでしょうか?
その理由を一つずつお伝えしていきましょう。
理由1:イベント商品だから
恵方巻きは、節分の日に食べる特別なものですよね。
イベント商品として店頭に並べられる恵方巻きは、お店の中でもその時の一番のオススメ品です。
何がなんでも売り上げを伸ばしたいし、たくさんの人に買ってほしい商品です。
そのおすすめ商品を多くの人にアピールするためには、それなりに仕入れて店頭に目立つように並べる必要があります。
そして、品切れにならないように大目の在庫を用意しています。
こうして、売り上げも期待して大目に仕入れてしまう傾向があるので、結果的に売れ残ってしまうのです。
コンビニのバイトなどでも恵方巻きのノルマを課せられたりして、悩んでいる人もいるのは問題ですよね。
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理由2:恵方巻きを食べるという習慣がない人が多いから
地域によっては、恵方巻きを食べるという習慣がないという人もいます。
豆は撒くけど、恵方巻きの存在を知らないと言う人もいるぐらいです。
また、以前は恵方巻きを食べていたけれど、あの大きい太巻きを食べきる自信がなくなったり、食べきれないから買わなくなったという人もいます。
理由3:恵方巻きに変わった商品が出てきたから
最近では、恵方巻きに変わって、ロールケーキを恵方巻きに見立てたり、スイーツで恵方巻きの代わりをするという商品が出てきました。
ご飯で出来ている恵方巻きは食べられないけど、スイーツなら食べ切れる、また面白いなど変わり種に意外性を求める人が多くなって、恵方巻きが売れ残ってしまうというケースがあります。
理由4:自分で作る人が多いから
恵方巻きをお店で買うと、安くても300円~500円ぐらいで、それ以上のものももちろんあって、それなりの値段がします。
そして何といっても、太巻きなので、量が多いので食べきれないという人が多いのです。
ですが、自分で作れば量も調節出来ますし、好きな具材を使用して安く作ることも出来ます。
こうして、自作パターンもあるので、お店で売れないということがあります。
恵方巻きの廃棄量はどれぐらい?
恵方巻きの廃棄量はどのお店でも多くなってしまうようです。
そのお店ごとに違いますが、少なくても20~30本は廃棄するようで、平均でも100個は廃棄されるようです。
ちなみに、衝撃的ですが、民間の調査では毎年2700万トンの食品が廃棄され、これは7,000万人が1年間食べていける量に相当し、金額にすると111兆円もの損害だそうです。
これでも、少しずつ廃棄量は減少しているらしいのですが、それにしてもすごい膨大な量ですよね。
まとめ
恵方巻きが売れ残ってしまう理由は
・イベント商品だから
・節分に恵方巻を食べる習慣がない人がいるから
・恵方巻きに代わる商品が出てきたから
・自分で作る人が多いから
ということなんですね。
しかし、これだけ売れ残ってしまうともったいないという気持ちもありますよね。
売る数を減らした方が確実に良いのではと思いますが、現実問題は難しそうなので、なんとも言えません。
食べ物は大事にしましょうね。