干し柿は美味しいけど買うと高いから、もし簡単に作れるなら作ってみたい!という方結構多いんですよね。
実は、この干し柿の作り方、きちんとポイントさえ押さえれば非常に簡単に作れちゃいます!
こちらの記事では、干し柿の作り方と失敗しないためのポイント、また、毎年作られているベテランの方々からのアドバイスなどもご紹介していきたいと思います。
目次
干し柿の作り方
干し柿の作り方は、非常にシンプルです。
2.70㎝程度のビニール紐の両端に渋柿をくくりつけます。
3.熱湯で10秒ほど消毒します。
4.日当たりと風通しのいい雨の当たらないところに干します。
5.干して1週間ほど経過したら、消毒orビニール手袋をした手で、 全体的に抑えるようにして揉みましょう。
6.数日後、同じように揉みましょう(甘みがupし、完成までにかかる日にちが減ります)。
意外に思われるかもしれませんが、基本的にはこれだけで美味しい干し柿の完成です!
干し柿を作るのに最適な気温や干す日数の目安は?
干し柿は、日中の気温が15度を上回らなくなったら干しましょう。
ですので、地域にもよりますが時期的には、11月くらいが適していると言えます。
注意点としては、1~2週間ほど雨に当てずに干し続けなければいけないので、晴れ間が続きそうな時を選ぶようにしてください。
天気(雪や雨)が気になる場合には、室内でも干し柿を作ることができます。
室内で干し柿を作る時は、室温や湿度に注意しましょう。
室温が温かすぎると柿が腐ってしまうため、10度台にとどめましょう。
冬場なら寒いと感じるくらいの室温でOKです。
また、湿度は20~40%がGOODです。
室内の湿度が高い時には、除湿機を使ったり、室内で風通しが悪い場合、カビがはえないように干し柿にむけて扇風機を回すといいでしょう。
干す日数の目安ですが、干し柿は、出来上がるまでに1カ月程度必要になります(6の工程を踏むと多少早く完成)。
干し加減にもよりますが、 かなりジューシーな状態で食べたいなら2週間程度でもOKです。
初めて干し柿を作る人へのアドバイス!
とはいえ、初めて作るので不安という方のために、毎年、干し柿を作っているとベテランの方々に作る際のポイントや注意点をお聞きしました。
「十分に気温が下がって晴天が続く時に干さないと腐ってしまいます。」
「雪には注意です!柿にかかるとそこからカビてきてしまいます!」
「1カ月干すと表面に白い粉が吹いたような状態になります。これは糖分の塊で、これがたっぷりあればあるほど、表面が甘くなりますよ。」
「上手に干し柿を作るポイントは、柿を重ねないで干すことです。」
「揉む作業をしないと完全に乾燥するまで1カ月以上かかることがありますので、 手間だけどしっかり忘れずに行ってくださいね。」
「皮を剥いて消毒をした柿には、1週間は何も触れないようにするのが理想的です!」
「干し柿は皮をむいて干しておけばなんて安易な考えだとカビが生えて大変です。」
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ということについてこちらにまとめましたので、合わせて参考にしてみてください。
柿の栄養成分とは?女性の悩みを解消・美容にもぴったり!妊娠中は摂りすぎに注意!
秋から冬にかけて旬をむかえる「柿」。
この時期は昔から、「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われています。
それは柿には栄養成分がたっぷりで、食べると病気の人が減って医者にかかる人も少ないから。
健康面での効果に合わせて、女性にうれしい美容にもぴったり!
柿の実はもちろん、実は皮に一番栄養分が含まれているんです。
柿をまるごとスムージーにしたり、漬物の隠し味に入れたり、柿チップスにしたりとレシピも様々。
干し柿にするとその栄養価はさらにアップ。
そんな医者が青くなるほどの栄養とはどんなものかチェックしましょう!
失敗しない干し柿の作り方!気温や干す日数の目安は?のまとめ
干し柿は、気温と天候に十分に注意し、焦らずゆっくり待つ時間さえ確保できれば、比較的に誰もが簡単に作れるものです。
・日中の気温が15度をうわまらなくなった時期
・カビに注意
に気を付ければOK!
興味のある方は、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか?
自分で作った干し柿を食べるなんて、なかなか乙なものかもしれません。