小さい子供から大人まで楽しめるお菓子と言えばアイスクリームですよね。
いろんな味があってどれを食べるか楽しみに取っておいている人も多いのではないでしょうか?
そして、アイスをいざ、食べようとしたとき、いつ買った物か思い出せないっていう時もありますよね?
そんな時、賞味期限をみて判断すると思いますが、実はアイスって賞味期限が書いてないってご存じですか?
では、なぜ賞味期限の記載が一切ないのでしょう。
そこで、今回はアイスの賞味期限の謎についてお伝えしていきます。
アイスに賞味期限が書いてないのはなぜ?
アイスの袋や箱など、どこを探しても、実は賞味期限が書いてありません。
多くの食品には、必ず賞味期限や消費期限が記載されているのに、アイスだけ書いていないっているのは、とても不思議ですよね。
ではなぜ書いていないと思いますか?
実は、アイスの保管方法を正しく行うことで、品質が著しく低下しないことが理由にあるのです。
実際、アイスの保管方法は-18度以下での冷凍保存が推奨されており、この低温で保存することで、菌の繁殖が起こることなく、商品の劣化が起きにくいとされているのです。
こういった理由によって、商品劣化が起きにくいものなので、記載しなくても良いと、厚生労働省や農林水産省といった政府がルール化して、アイス類には一切記載がないという状態が起きているのです。
3年前のアイス(未開封)は食べられる?
冷凍庫の整理をしていて、冷凍庫から未開封のアイスが見つかったことがあるっていう人もいますよね。
では、実際にそういったアイスが出てきたときに、賞味期限がないアイスということは、仮にそのアイスが3年前のものだったとして食べることが出来るのでしょうか?
とても気になる正解ですが、保存状態が良ければ、3年だろうと5年経過していたとしても食べることは出来ます。
保存状態というのは、安定的にきちんと-18度以下できちんと冷凍保存されていたのというのが重要なポイントです。
ただし、これはあくまで目安なので、実際のところ家庭でこの状態を保つのはやや難しいという場合も多いのです。
実際、家庭の冷凍庫だと、他にもたくさんの冷凍食品を詰めていたり、他の食品を取るために扉の開閉回数が多かったりしますよね。
物がたくさんあることで、冷凍庫内の温度がやや上がってしまったり、アイス全体が均一に冷えていなかったりします。
また、扉の開閉回数が多いことで、庫内の急な温度上昇によって、アイスの表面がいったん溶け、再凍結することによって、味や風味食感などを失うことにつながってしまいます。
家庭だとどうしても、こうした要因が必ずしもあることがほとんどではないでしょうか。
ですので、例え、賞味期限がないとされていても、購入してきたら、出来るだけ早く食べきってしまうというのが、安心でおいしく食べることが出来るでしょう。
まとめ
アイスには賞味期限がないので、保管状態さえ良ければいつまででも取っておいて食べることが出来ます。
しかし、実際に長期保管されているアイスは、霜が降りていたり、シャリッとしていなかったり、アイスの食感や風味が落ちているということが多いのも事実です。
ですので、おいしく食べるなら出来るだけ早めに食べることをオススメします。