リッチな気分を味わえる素材、いくら!あのプチプチした食感がお好きな方も多いでしょう。
特に、年末年始にはつい多めに買ってしまったり、お歳暮等で大量に届いたりして、食べきれずに残ってしまうこともしばしば。
基本的に、いくらは冷凍で届くことが多いので解凍して食べます。
では、もしも食べ残ってしまったら、再冷凍していいものなのでしょうか?
できるとして、その冷凍方法や解凍方法はどうすればいいのでしょうか?
そこで今回は、そもそもいくらは再冷凍ができるのかどうか、また鮮度や味はどうなるのか、その賞味期限についてなどについて調べてみました。
いくらって再冷凍してもいいの?その理由は?
いくらの再冷凍については賛否両論あります。
まず、いくら販売店は「解凍後の再冷凍はおすすめしません」が大半のようです。
いくらの製造販売店の販売サイトには、「解凍後の再冷凍はおすすめしません。」と、記載されています。
味が落ちるのはもちろん、衛生上の理由でおすすめできないというのがあるでしょう。
販売店の製造方法や保存料の有無により変わりますが、解凍後に冷蔵保存しているいくらの消費期限は、3日~1週間くらいが多いようです。
一方で、主婦の方や料理人などでは、
「解凍したあとの再冷凍は基本的に大丈夫!」
「若干味落ちするけれど、気になるほどではなく、解凍してすぐなら再冷凍は大丈夫」
と、いう意見が多く聞かれました。
再冷凍の保存方法としては、小瓶に入れて冷凍する方法がいいようです。
小瓶は自宅にあるものや100均のもので十分なようですが、必ず煮沸消毒してから使うようにしましょう。
冷凍いくらの賞味期限は?再冷凍した場合は?
冷凍前のいくらの賞味期限は、せいぜい1日が限度とされています。
一方、冷凍すれば、約一ヶ月程度の保存が可能になるようです。
「冷凍しているから安心!」と、半年や1年以上保存してしまう方もいらっしゃるようですが、美味しさは冷凍焼けでどんどん落ちていくため、やはりできるだけ早いうちに食べきったほうがいいです。
いくらの解凍方法としては、冷蔵庫で解凍するのがベストです。
水分が出ずに美味しく解凍できますので、食べる前日の夜に冷蔵庫へ移しましょう。
どうしても急いで解凍したい場合は、凍ったいくらのままビニール袋に入れ、水の入ったボールにつけましょう。
レンジでチンは絶対にNGです!
ちなみに、解凍したいくらの賞味期限はせいぜい3日までです。
ただし、異臭がしたり白く濁っていたり、変な味がするのなら、腐ってしまっている可能性が高いので、残念ながら食べられません。
再冷凍の場合、解凍後の数時間から1日以内程度のもので、その間もしっかり冷蔵保存していたいくらに限ります。
再冷凍後は、できるだけ早く食べきりましょう。
しかし、いくらはやはり生ものなので衛生面の問題があります。
できれば、火を通して食べるのがいいでしょう。
調理法としては、いくらを茹でて、煮物や酢の物、サラダなどにトッピングしたり、粕汁に入れたりがGOODです。
新潟では、イクラを加熱調理したものを「ととまめ」と呼び、お雑煮に入れたり「のっぺ」という郷土料理もあるそうなので、風味や感触は変わってしまいますが、火を通しても美味しくいただけるんですよ。
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生のエビをたくさん貰ったり、買ってきたりして、茹でてみたけれど、いっぱいありすぎてなかなか消費出来なくって困ったことはありませんか?
せっかく茹でたのにそのままにしておくのは、もったいないですよね。
そんな時に便利なのが冷凍保存ですよね。
でも、エビって冷凍しても大丈夫なものなのでしょうか。
こちらに、茹でたエビの冷凍・解凍方法のコツをまとめてみましたのであわせて参考にしてみてください。
いくらって再冷凍してもいいの?賞味期限はどうなる?のまとめ
いくらは冷凍保存できますが、衛生面の問題からもやはり早めに食べきることがいいようです。
また、火を通しても美味しい調理法がたくさんあるようなので、興味のある方は、是非レシピ等をネットで検索してみてくださいね。
今まで知らなかったいくらの世界に踏み込むことができるかもしれません。
これからの季節、食卓に彩りを添えてくれるいくらを堪能しましょう。