授乳中なのに、うっかりパッケージを見過ごして、アルコール入りのボンボンチョコを食べてしまったという経験があるママもいると思います。
食べてしまったら仕方がないけれど、アルコールが入っていたし、授乳しているから赤ちゃんへの影響が気になって心配になってしまうと思います。
そこで、今回は、授乳中にアルコール分が入っているチョコを食べた時の影響などお伝えしていきます。
授乳中に洋酒入りのボンボンチョコを食べた場合の影響は?
授乳中に誤って食べてしまって焦ってしまうママが大半だと思いますので、まず、最初に言っておきます。
洋酒入りのボンボンチョコを食べたとしても、そこまで気にする影響は出ないので安心してください。
きっと、気づかずに食べてしまった場合、1個しか食べないでしょうし、何個も食べませんよね?
ですので、とにかく1個程度なら問題はないので落ち着いて大丈夫です。
ちなみに、ボンボンチョコ1個に含まれているアルコール分は1~2%程度です。
この微量の量なら、母乳に移行する前に大概はママの肝臓で分解されるので、血液中に移行することは少ないと考えられています。
ただ、アルコールが微量でも、もともと体質的にアルコールが合わない、酔いが早いという人もいるので、その場合注意が必要です。
また、1個では問題ないですが、何個も食べてしまうとそれなりに影響は出てくることは考えられます。
授乳中にボンボンチョコを食べてしまったらどうしたらいい?
何度も大丈夫とお伝えしていますが、中にはどうしても心配というママもいるでしょう。
そんな、ママにアドバイス!
誤ってボンボンチョコを食べた時には、授乳する時間を2~3時間程度あけ、最初にあげる時には、少し搾乳してから授乳するようにしてみましょう。
というのも、個人差はありますが、缶ビール1本(350㎖)のアルコールを飲んだとしたら、大体3~6時間程度で分解されてアルコールは体内から消失されます。
缶ビールより、チョコのほうがはるかにアルコール分は少ないで、数時間で消失していることは確実です。
ですので、1個食べたら2時間くらい空ければ特に問題はないと考えられています。
授乳中に普通のチョコレートなら食べも良いの?
アルコール入りのチョコは避けるけれど、普段からチョコを食べていたママにとっては、普通のチョコを食べたくなることもあると思います。
では、普通のチョコは授乳中OKなのでしょうか?
答えとしては、適量ならOK!!
適量といっても曖昧なので、目安としては板チョコ半分程度の量なら問題がないと考えられています。
普通のチョコにはカフェインが含まれています。
もちろん量はものすごく少なく、コーヒー1杯に含まれている量が60㎎だとすると、板チョコ1枚で10㎎程度です。
そして母乳から移行される量は0.5~1%程度とこれまた微量です。
ただ、チョコは食べたら意外と止まらなくついつい食べ過ぎてしまいますよね。
食べ過ぎてしまうと、カフェインの取り過ぎで、より多く母乳に移行してしまう可能性があります。
カフェインを母乳からもらった赤ちゃんは、なかなか分解することが出来ないので、赤ちゃんにとっては苦痛な事ばかりです。
赤ちゃんが、カフェインを多く体内に入れてしまうと、以下のようなことが起こります。
②泣きやまない
③寝付きが悪い
④落ち着きがない
など様々な弊害が起きてしまいます。
また、カフェインだけでなく、チョコの食べ過ぎは脂肪をたくさんとってしまうことにつながり、ママ自身が乳腺炎などを発症するリスクもあります。
ですので、食べる時には、量を食べすぎずに、少しずつ、間隔をあけて食べるなど摂取量に注意していきましょう。
まとめ
授乳中にボンボンチョコを食べてしまっても、少しだけなら問題はありません。
授乳中にもチョコを食べたくなってしまうこともあると思います。
あれもこれもダメと制約が多い授乳期にイライラしてしまうこともありがちですが、あまり思い詰めても仕方がないので、絶対ダメと分かっていることは止めるにしても、少しのチョコならさほど問題はないので、あまり気にしないようにしてくださいね。