煮物にこんにゃくを入れたら、翌日緑色というか青緑というかそんな色に変色していたという経験ありませんか?
何これ?腐ってるの?カビが生えた?とびっくりしたのですが、食べてみると味もにおいもまったく変化なし。
もちろんお腹を壊すこともありませんでした。
これはどういうことなのか調べてみました。
こんにゃくを煮たらなぜ緑色に変色したのか?
こんにゃくが緑色に変色したのは、一緒に煮た「ごぼう」が原因だったのです。
こんにゃくを固めるために『水酸化カルシウム』をつかっているので、こんにゃくはアルカリ性になっているんです。
ゴボウには含『クロロゲン酸』というポリフェノールの一種が含まれています。
このクロロゲン酸はアルカリ性の物と出会うと反応して緑色に変色するという特徴を持っています。
というわけで、ゴボウと一緒に煮たこんにゃくをが緑色に変色してしまったんですね。
このように変色したこんにゃくは、健康に害があるわけではないので食べても大丈夫です。
ゴボウ以外でこんにゃくを緑色に変色させる食材は?
ゴボウ以外では
- サツマイモ
- レンコン
も同様の理由で、こんにゃくを緑色に変色させます。
今回作った我が家の煮物には、見事にこんにゃく・ゴボウ・サツマイモ・レンコン、すべてが入っていました。
こんにゃくの煮物が緑色に変色!これって腐ってるの?のまとめ
こんにゃくが緑色に変色する理由は、アルカリ性と反応するクロロゲン酸というポリフェノールの一種が原因だったんですね
クロロゲン酸はゴボウ・サツマイモ・レンコンなどに含まれています。
見た目は決して良くありませんが、健康に害はないので食べても大丈夫。
腐っているわけではありませんので、心配しないでくださいね。