おせち料理の中でも意外と人気が高いのが黒豆!
我が家の黒豆煮はツヤッツヤでふっくら、家族みんなが大好きなんです。
そんな我が家の黒豆のポイントは何と「重曹」!重曹がなぜ黒豆にいいの?
掃除に使うだけじゃない重曹の魅力をお伝えします。
目次
黒豆に重曹?どうやって使うの?
まず、最初にお伝えしたいことがあります。
重曹には「薬用」「掃除用」「調理用」の3種類があります。
黒豆は食品です。間違えて薬用や掃除用の重曹を使わないで下さいね。
重曹を使わない通常の黒豆の作り方では、黒豆を水で戻すのに約8時間つけ込む必要があります。
そして、煮る時間と寝かせる時間を合わせると3日は掛かります。
黒豆だけに3日もかかるなんて無理!と思った方もご安心を。
この、時間に関しても重曹がとても重要な役割を果たしてくれます。
伯母の作り方を簡単に説明すると調味料と重曹を入れた煮汁に黒豆を1日つけ込み、翌日3時間程煮こめば完成です。
時間にして1日半。通常の半分の時間で作る事が出来ます。
これは重曹が黒豆を柔らかくしてくれる為、豆をつけ込む時間を短縮出来るからです。
重曹には食材を柔らかくしたり、アク抜き作用があります。
これは重曹のアルカリ性部分が作用して黒豆を柔らかく、ふっくらとさせてくれるのです。
時間やふっくら度を重視したい方には重曹はぴったりですね。
しかし、同時に注意すべき点もあります。
おせち料理専門店等では重曹を使いません。それは何故か。
理由は煮豆に重曹の苦みが残ってしまうからです。
ごくごく少量しか入れていない重曹ですが、味に敏感な料理人にはその重曹特融の苦みが分かってしまうそうです。
私は全く気にならないですが、そういった苦み等が気になるという方は、圧力鍋を使うか、時間をかけた作り方をお勧めします。
重曹の効果といろんな使い方
重曹は弱アルカリ性で刺激が少ないので、手に優しい性質です。
しかし、油汚れにも強く研磨作用もある。しかも美容にも良い。
こんな一石何鳥になる商品は他にはありません。
重曹の種類によって様々な使い方があります。
今回は主に市販されている「調理用」と「掃除用」の重曹についてお話しします。
「調理用」不純物が少なく粉が細かい。
ベーキングパウダー同様にふくらし粉として使えます。
又、粉の細かさから美容にも良いと言われており、入浴剤かわりにも使用できます。角質や皮脂を取ってくれてお肌がトゥルトゥルになります。
又、消臭効果もあるので体臭予防にもなります。
掃除用重曹と同様に掃除にも使用できます。
「掃除用」不純物が多く粉が荒い
掃除と言えば重曹!という方も多いのではないでしょうか。
1.ペースト状
重曹2に対して水1の割合で練り混ぜます。
油汚れの多いキッチン等で気になる汚れにペーストを塗りスポンジでこすると綺麗に取れます。
ただ、ペーストは時間がたつと固まってしまうので作り置きには向いていません。
2.重曹水
スプレーボトルに重曹100mlに対して重曹小さじ1を入れると拭き掃除に便利な重曹水が出来上がります。
シュっと吹いてサっと拭けて使い勝手は抜群です。
ただ、重曹が多くて水に溶けきっていないと拭きあがりに白く重曹が残ってしまいます。
その場合は水拭きをするか、クエン酸で重ね拭きする事で綺麗になります。
3.そのまま使う
重曹は水垢にも強いです。
水垢汚れには重曹とクエン酸とダブル使いがおススメです。
重曹を撒いた後に上からクエン酸を撒き、水を垂らすと重曹とクエン酸が反応しシュワシュワーと水垢を浮かせてくれます。
その様子は正に実験。見ていても楽しいですし効果も抜群です。
あと、私も実際にやっているのがアクセサリーのサビ落としです。
小さいものですと、アルミカップに重曹とお湯を注ぎアクセサリーをつけ置きすると綺麗になりますよ。
重曹はクエン酸とあわせて使うと、家じゅうがピカピカになります!
具体的な使い方はこちらにまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
おせち料理の黒豆を煮るのに重曹を使うのはなぜ?どんな効果が!?のまとめ
重曹。それは誰もが1度は聞いた事がある商品名ですね。
昔からある重曹ですが、今では雑誌で特集が組まれる程に人気があり、100円均一等で販売され気軽に購入出来ます。
コスパは勿論ですが、効果もすごいのでまだ使ったことが無い方は是非使ってみてください。