ケーキなどのお菓子作りの時に欠かせないものと言えば、生クリームですよね。
生クリームを作るときには、ホイッパーなどでひたすら混ぜて作り上げますが、なかなか思い通りの固さにならず、失敗してしまうという声もよく聞かれます。
1度開封して失敗すると、大体その後も固まらずゆるい状態なので、お菓子作りも失敗に終わってしまいます。
そこで今回は、生クリームがゆるくなってしまう原因と、固くする方法や早く固める方法をお伝えしていきます。
目次
生クリームがゆるくなる原因とは?
どんなに頑張っても、生クリームが固くならない場合、以下の原因が考えられます。
①生クリームの温度に問題がある
生クリームは冷たさが重要になってきます。
生クリームを作るときに、温度が温かいと固まりにくくなってしまいます。
パッケージにも氷水で冷やしながら作りましょうと書いてあることが多いので、しっかり冷やしながら作るのが良いでしょう。
②砂糖を入れるタイミングが違う
砂糖をどのタイミングで入れていますか?
混ぜる前に入れるのが正解なのですが、たまに、混ぜ始めて少ししてから入れる方がいるので注意しましょう。
③ボールが小さい
生クリームを泡立て器で混ぜるときには、大きく空気を含ませるようにして混ぜます。
ボールが小さいと大きく混ぜることが出来ないので失敗してしまう可能性があります。
④混ぜ方が足りない
生クリームを混ぜるとき疲れてしまい、自然と混ぜ方が不十分になりやすくなります。
混ぜる回数やスピードが遅いと、いつまで経っても固まらず液体のままなので注意が必要です。
⑤植物性の安いクリームの使用
生クリームには、動物性と植物性があります。
比較的安価で手に入る植物性のホイップを使う方も多いと思いますが、実は植物性のものには、生クリームという分類ではないものがあります。
いわゆる生クリーム風というもので、固まりにくく失敗してしまうケースが多いのです。
⑥お菓子用ではない生クリーム
動物性で純正の生クリームとして売られているものを買ったのに泡立たない場合があります。
その場合、もしかするとお菓子用ではないかもしれません。
コーヒー用だったり、料理用だったりして、ホイップが出来ない仕様になっているかもしれません。
パッケージにきちんと記載してあるので確認してみてください。
生クリームを硬くする方法や早く固める方法とは?
きちんとした固めの生クリームを作るコツをご紹介していきます。
②ボールの下には氷水に当てながら行い、冷えている状態をキープする。
③ボールは清潔なものを使い、水滴などは入れない。
④ホイッパーで混ぜるときには、出来るだけ素早く空気を含ませる感じで混ぜる。
⑤手動で限界な時には、無理せずにハンドミキサーを使用する。
生クリームを早く固めるらくらく方法
上記ではコツをいくつかお伝えしましたが、生クリームって作るときに時間がかかるので、手短に作りたいと思う方も多いはずです。
そこで、生クリームを1~2分で簡単に作れる裏技をご紹介します。
ジャムを使う
ジャムに含まれるペクチンという成分が、生クリームを早く固めるように働きます。
特に、ジャムの中でもイチゴジャムがオススメです。
作り方ですが、生クリーム50CCに対してジャム大さじ2分の1を入れます。
砂糖の量は、ジャムの甘さなどで変わってくるので、パックに表示されている量より気持ち少なめが良いかと思います。
材料を入れて、ホイッパーで混ぜると、数回混ぜただけで固くなり始め、ものの1分程度で完成します。
ジャムを入れているので、いつもの生クリームよりは色がついてしまいますが、味は生クリームに少し風味がついた程度なのでオススメです。
もちろん他のジャムでもOKなので、ご家庭にあるジャムでペクチン入りのものを確認してみてから試してみてくださいね。
こういう記事も読まれています
生クリームでデコレーションケーキを作るとだれてくる・・・というお悩み多いですよね!
ケーキ作りの得意な人たちが生クリームを固くするコツを教えてくれましたよ~^^
こちらもあわせて参考にしてくださいね!
生クリームがゆるい原因は?生クリームを硬くする方法や早く固める方法!のまとめ
生クリームがゆるい原因でいちばん多いのがよく冷えていないことです。
あとはしっかり混ぜられるようご紹介した項目をチェックしながらやってみてくださいね。
お菓子作りには欠かせない生クリームですが、少しの工夫とコツで簡単に泡立てることができます。
さらに、ご紹介したジャム入り生クリームは時間も短縮出来て失敗もないので、初心者の方にもオススメなので是非試してみてください。