鶏肉は色々な料理に使えるので、ご家庭に常備している方も多いのではないでしょうか。
下味をつけて置けばすぐに調理出来ますし、味も染みこんで美味しくなりますよね。
しかし、下味をつけた鶏肉ってどのぐらい日持ちするか気になりませんか?
鶏肉は傷みが早いと言われているし、味をつけてもあまり変わらないのではと気になるところです。
そこで今回は、下味をつけた鶏肉の消費期限や鶏肉が腐ったときの状態などお伝えしていきます。
下味をつけた鶏肉はどれぐらい日持ちするか?
下味をつけた鶏肉の消費期限ですが、目安は以下の通りです。
下味をつけてから冷凍で保存する場合:3~4週間以内
ちなみに、下味をつけずにそのまま保存した場合の消費期限ですが、
冷凍の場合:2~3週間以内が目安になっています。
下味をつけると、お肉がコーティングされて余分な水分が抜けないので、通常の保存よりやや日持ちするといわれています。
とはいえ、鶏肉は、豚肉や牛肉に比べると、水分が多く含まれているため、肉の中でも一番早く傷みやすいとされています。
まず、鶏肉は常温保存することは出来ません。
買ってきてから出来るだけ早く下味をつけるなり、冷蔵保存するなり対応が必要になります。
先ほど鶏肉は傷みやすいと説明しましたが、生の鶏肉にはサルモネラ菌やカンピロバクターなどの食中毒の原因菌でもある菌が多く付着しています。
(※増殖していない場合の菌はしっかり加熱すれば問題はありません。)
これらの菌は、大体10℃くらいから活発に動きはじめ、35℃以上になるとその増殖力はピークとなり危険となります。
見た目やニオイなど特に変化がないことが多いですが、お肉の内部では着実に菌が増殖しているため、例え加熱したとしても食中毒のリスクは伴います。
ですので、下味をつけるときには常温でするのではなく、出来れば、冷蔵庫で冷やしながら行うことが望ましいと言えるでしょう。
鶏肉が腐ったときの目安は?
鶏肉の保存期間は先ほど上記でお伝えしましたが、場合によっては、その通りでないこともあります。
保存環境や温度などによっては、もう少し短くなることもあります。
大丈夫だと思っていても実は腐ってしまったということもあります。
そういったことになったとき、腐ってしまったか判断することは大切です。
鶏肉が腐ってしまった時の目安はとても簡単なので是非覚えておきましょう。
- ①すっぱいような、卵がくさったようなニオイがする
- ②ネバネバした液が出てきている
- ③色が青や黒っぽく変色してきている
- ④触ってみるとヌメヌメした感じがする
- ⑤ドリップ(赤い液体)がたくさん出てきている
上記のような場合には、すでに腐っている可能性が高いです。
ですので、こういったときには食べることはせずに、速やかに破棄するようにしましょう。
下味をつけた鶏肉ってどれぐらい日持ちするの?腐ったときの目安は?のまとめ
鶏肉は肉の中でも一番傷みやすいですが、下味をつけてから冷凍保存することで、1ヶ月程度は長く持つようになります。
買ってきてら出来るだけ早く対応することで、美味しい鶏肉のまま調理することが出来るので、是非試してみてくださいね。