思えば、小さいころからオモチャや絵本をその辺に散らかす性分でした。
今大学生の次男は、脱いだらその辺にポイ。
使ったトートバッグもその辺にポイ。
片付けて、掃除して、床が見えたー!掃除機かけられたー!と思っても、一週間もちません。
ちゃんとハンガーをかけられるスペースがあるのに、なぜか床に置く。
ふわっと、ぽいっと、そんな感じで置いて、それが地層を形成して、その間に見た映画のフライヤーやら学校のプリントやらがまざり、どうしてそうなるのか、というような山になる…。
そうこうする間にイヤホンが見当たらないとか、途中まで読んでいた本が「どこいったーーー!」とか…。
ナチュラルに毎週のように起こるのです。
遺伝子がさせるのか?
次男、散らかし魔です。
小さいころから、レゴやひらがなのカード、絵本、ヒーローのソフビの人形やビー玉…あらゆるものが床に散らばるような遊び方をする子でした。
そして片付けは苦手でした。
今は服、ノート、映画のパンフ、本、プリント、そして今でも大好きで大人買いするヒーロー系のオモチャやら…いや、いい、別に買うのは自分のバイト代から捻出してい
るお小遣いだからそれは構わん。
しかし、大切ならちゃんとしてくれよ、と口を酸っぱくして言うのです。
しかも受験期や、今でも試験期間になると、その腐海がリビングや玄関やら、家のいたるところに拡大して私を悩ませます。
そしてやっぱり言うのです。
「〇〇がない!」___知らんがな!と想いっきり突っ込みます。
毎度、なんで治らないかなぁ…と思うのですが、どうもそれは夫の遺伝子のなせる業のようなのです。
夫の小さい頃がまさにそんな感じだった、と言う話を姑に聞いて脱力しました。
それって、もう、私には治しようがないじゃないかー。
高校生以降は自主性に任せたけど
部屋の管理は高校生になったらもうどんどん自分でやらせようとして、しかしあまりの散らかしっぷりに絶句。
毎度私が掃除するはめになり、しかしそれではいけない~~というせめぎあいの数年間を過ごしました。
言ってもダメ、最悪捨てるか?!と思いましたが、どれもこれもお金のかかっているものばかりなので、それも無理。
なんだかそういう部分で舐められているのかなぁと思わなくもないのですが。
こればかりは自分で危機感を持たないとダメなんだろうなぁ、ということで半分匙を投げています。
まぁ、夫も職場はそうでもないけれど、自分の机の周りは凄いからなぁ、と遠い目になります。
彼も手の届く範囲にすべてものを「特有の規則性をもって」配置してる、という言い訳をしています。
まぁ、それもこれも別に私が困らなきゃいいんだよな、と思うようになり、ある意味悟りを開いたかのような心境です。
とりあえず見たくないから
そうか、とりあえずこの散らかっているものを見なきゃ良いんだ?と思えるようになって。
リビングや玄関などに散らかっている次男の服や持ちものは、彼の部屋に放り込むようになりました。
すっきりしたらモップでも掃除機でもかけ放題でスッキリ。もちろんその状態の時の彼の部屋は掃除もしません。
当然、最初に宣言してからやりますので、彼も文句が言えません。
それを見て本人より早く危機感を持った長男の部屋はそこそこきれいになりました。
しかし、そんな中でもまだまだ次男の部屋の荷物は増え続けています。
ヒーローが代替わりするとまたその関係のオモチャやら、本やら…最近はブルーレイまで買い始めたようで。
踏むと壊れるからちゃんと棚を空けてから整理してくれよ、と思います。
さいごに
こうなると、もう独立してくれないかなぁ~~~と念じるしかありません。
そして、将来のパートナーにしつけてもらうしかないのかな、とも思っています。
しかしそんなパートナーに「こいつ、どういう育てられ方してきたんだろう?」と思われるのはしゃくだなぁ。
一応、ちゃんとやってきたんだよ…?
恨むなら、父親の遺伝子の方にしといてね、と言いたいのですよ。