家の中にもプラスチック製品は、多くありますが、掃除とかしていますか?
正直、気づかないうちに、プラスチックが黄ばんでいたりすることが多く、その色の変化に驚いている方も多いと思います。
なんとなく黄ばんでいたら、キレイにしたい気持ちもあるけど、そもそも黄ばんだ物がキレイになるのかも疑問ですよね。
そこで、今回は、黄ばんだプラスチックをキレイに消す簡単な方法をご紹介します。
目次
プラスチックの黄ばみを消す方法3つ
その1 オキシドールを使う
オキシドールは、過酸化水素を含む無色透明の液体です。
過酸化水素は、酸素を発生させて、効果を発揮させます。
プラスチックの黄ばみを、酸素のパワーで落とすというイメージです。
また、このオキシドールは、消毒や洗浄などにも使われています。
怪我をしたときの消毒や、口腔内の消毒などにも使われているものなので、安全性は比較的良いとされています。
使い方は、とても簡単で、オキシドールを布やタオルなどにつけ、プラスチックを拭くだけです。
黄ばみの程度にもよりますが、拭き取りだけで簡単にキレイになります。
ちなみに、拭くときですが、必ず、ゴム手袋などをして換気が出来る場所で実施してください。
購入はドラックストアなどで出来ます。
その2 メラニンスポンジを使う
メラニンスポンジは、洗剤が入らず、水だけで落ちるという優れものです。
商品名で言うと、劇落ちくんなどの商品が該当します。
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使い方は、こちらも簡単です。
たつぷりと水を含ませてから、軽く水気を絞ったスポンジをプラスチックにこすりつけるように動かすだけです。
メラニンスポンジは、研磨剤のように削り落として汚れをキレイにする力があるので、黄ばみもよく落ちます。
ただし、プラスチックによっては、擦りすぎると傷がついたりしてしまうこともあるので、注意してください。
その3 酸素系漂白剤を使う
ここで使う、酸素系漂白剤は、衣類洗濯用のものを準備します。
衣類用の酸素系漂白剤には、過酸化水素水と漂白活性化剤が含まれており、黄ばみをキレイにしてくれる効果があります。
使い方は、晴れた日にプラスチックをつけ置きするだけです。
漂白剤は、太陽からでる紫外線と化学反応をおこし、キレイになります。
漂白剤の説明書に従って、洗剤を水に溶かしてください。
しっかりとプラスチックが浸かる量で、1週間~1ヶ月つけ込みをして洗い流してください。
つけ込む際は、必ずゴム手袋をしてください。
早いものだと1週間で効果がでますが、1ヶ月経っても効果がない場合は、黄ばみは取れないようなので、諦めましょう。
プラスチックの黄ばみの原因とは?
プラスチックの黄ばみの消し方をご紹介してきましたが、そもそも、黄ばみの原因って何だろうと思いますよね。
考えられる原因としては、
- その1 プラスチック自体の劣化
- その2 ABS樹脂に添加されている添加物の化学変化による影響
どんな製品でも、劣化はつきものですよね。
劣化した場合の黄ばみは、上記で紹介した方法を試しても、落ちることはありません。
ですので、試してみて落ちなかったときには、商品劣化と考え、諦めるしかないでしょう。
何だか、難しいところなので、詳しくは省略します。
要は、プラスチックを作るときに使われている材料が、様々な環境要因などで変化してしまい、その結果黄ばむという訳です。
ちなみに、この黄ばみは、落とすことが可能なので、是非試してみてください。
プラスチックの黄ばみを落とす場合の注意点
プラスチック製品の中には、金属がついているものもあります。
金属が水に濡れてしまうと、壊れてしまうので、取り外せるときには、必ず外してから行うようにしてください。
また、薬品や洗剤を使うので、換気をよくして、素手では行わず、ゴム手袋などを使用して手を保護しましょう。
そして、最後に何回試しても落ちない場合には、黄ばみが落ちることはないので、諦めてください。
まとめ
黄ばんでいたプラスチックが元通りキレイになったら、スッキリしますよね。
今回ご紹介した方法は、あくまでも一例ですが、効果はあると思います。
ピカピカに元通りなれば、今後の掃除も楽しくなるかもしれません。
是非、お時間があるときに試してみてくださいね。