昼休みや休憩時間に休まず仕事する人って結構居ますよね?
労働基準法では、休憩は自由に過ごす時間とされているだけなので、仕事をしてはいけないと法律で定めているわけではありません。
昼休みに仕事する人の理由や心理、周りの反応ってどうなんでしょうか?
目次
昼休みに仕事する人の理由とは?
昼休みに自主的に仕事する人は、こんな理由が多いです。
- ① 仕事をなるべく早くに終わらせたい。
勤務時間が終わったら、パッと帰宅できるようにしたいので、休憩しているより仕事を終わらせたい。 - ② 特に休憩時間にすることがなくて仕事している。
休憩時間が長い会社の人で、あまり無駄に過ごしたくなくて、仕事でもしておこうかという人。 - ③ 無理に他の人と過ごすより仕事してた方がまし。
他の人と一緒にランチとか何となくストレスになるので、仕事している方が落ち着くため。 - ④ 上司への仕事に対する評価をあげるため。
新人とか新しい会社へ転職したばかりの人に多いようですが、頑張っている姿を見せておくと、仕事への取り組む姿勢が評価に影響すると思っているため。
ホントは休憩したいのに昼休みに仕事する人の心理って?
実は「本当は昼休みに仕事なんてしたくない!」と思っているのに、仕事をする人がいます。
どういうことなんでしょうか?
昼休みの交代制の仕事
新人が嫌がって、どうしてそんなこと必要なの?と思ってしまうのが、昼休みの交代制の電話番とか事務所の留守番。
例えば、市役所に行くとお昼休みの時間でも必ず誰かが残って対応してくれますよね。
一人ポツンとデスクでお弁当を食べながら、お客さんが来ればすぐに窓口へ来てくれる。
業務を遅らせないため、お客様を困らせないため、という理由からですが、やっている本人は「面倒くさい」と思っていることがほとんどです。
強制的な昼休みの業務
ランチ・ミーティングと言うのを設けている会社もあるのを知ってますか?
休憩時間をさいて参加しないといけないのか?と疑問に思ってしまいます。
会社側からすると、少しぐらいの協力は休憩時間であってもいいのでは?と言う甘い考え方からそうなってしまうのです。
特に、いわゆる「ブラック企業」と言われる社内環境があまりよくない会社では、当たり前の様に社員に対する配慮がないようです。
そんな昼休みに強制されて仕事をするの心理って当然「ふざけんな!」「やめてほしい」と思っている人が多いです。
いろいろと押し付けられる新人
最近は、休憩時間に会社の業務を強要するのは良くないと、社員たちへの心身のリフレッシュを有意義に過ごしてもらおうという考えにかわってきつつあります。
しかし、上記のような昼休みの仕事ってどうしてもなくならない会社が多いんです。
それを押し付けられやすいのが新人さん!
新人はどんな会社なのか分からないし、最初から自分の主張をし過ぎると仕事がやりづらいと思って、とりあえずは昼休みの仕事をします。
だんだんそれが勤務時間と変わらない業務をするようになってくると、どうやって切り抜ければいいのかわかりません。
立場的に弱いので、中々言い出しにくいですよね?
どうしてもその会社に就職したくて、ようやく入社できたなら尚更です。
そんなときは、あまりにもはっきりとした意見はNGなので、
「ちょっと慣れないので席をはずしてリフレッシュしたい。」
「緊張しているので、外の空気を吸って少し落ち着かせたい。」
という様な言いかたなら、角も立ちにくくて新人らしいと思われますが、それすら言えない人も多いんです。
上手に切り抜けないと、段々ストレスもたまるので、何でもイエスマンになる必要はありません。
昼休みに外食禁止の会社がある?!
昼休みは外に出てランチを楽しむ人も多いですよね。
しかし、中には外食禁止の会社もあるんです!
どうしてそんなことが?気になる部分をこちらにまとめてみましたので、参考にしてください。
昼休みのランチが苦痛な人もいる!
ランチハラスメントという言葉を知ってますか?
会社のお昼休憩の時に、相手に有無を言わさず、半ば強引にランチに誘われ、断れず仕方なくランチを会社の上司や仲間と一緒に食べに行くというものです。
お昼の時間ぐらい1人でのんびり過ごしたいのに、上司などから毎回のように誘われたり、女性グループ独特の雰囲気に飲み込まれたり結構苦痛を感じている人も多いようです。
断りたいけどなかなか断れなかったみなさんに、今回はランチを上手く断る方法などをこちらで紹介しています。
昼休みに仕事する人を周りはどう思ってる?
周りの人たちの反応や本音は
・休憩時間ぐらい休んでみんなと会話したほうがいい。
・何となく嫌な感じで鼻につく。
・そこまでしなくてもいいのではないか?
だいたいが好意的に思わなくて、むしろ不快になる人もいるほどです。
上司にアピールしてるんじゃないの?
これはいちばん多い反応なんです!
昼休みにも休憩時間にも休まず仕事を頑張っているところを上司にアピールして、可愛がってもらおうと思ってんじゃないの?
ってひがみ傾向が非常に強いですね。
受け取り側の心の歪み、でもあるんですが、事実なので仕方ありません。
仕事そんなにたまってるの?
休憩も取れないほど仕事がたまっている、要するに仕事ができない人というレッテルを貼られることもあります。
もしそれほど追い詰められているなら同僚に相談したり、上司に助けを求めることも大事ですよ。
体壊しますからね。
こっちが休憩しづらいんだけど…
「さあ休憩だ!」お茶でも飲もうか、っていうときに目の前で休みも取らずに仕事する人を見ると…やっぱり休憩しづらい雰囲気になりますよね。
休む時は、休む。やる時は、やる。
その方が効率も良いですし、職場全体の雰囲気づくりもかかわってきますので、よっぽどでなければ昼休みは休みませんか?
他にやることないの?友達いないの?
この人一緒にランチする人いないんじゃ?
仕事以外に何の趣味もないのかな?
いつも一人ぼっちで寂しい人というイメージを与えることもありますよ。
仕事も大事ですが、周りの人とのコミュニケーションやリフレッシュも大事です!
昼休みなのに仕事?休憩時間を取らずに仕事する人の本音や周りの反応は?のまとめ
自主的に昼休みに仕事をする人と、会社側の方から言われて強制的に仕事する人と、2つのパターンがあります。
自主的に仕事している人は、どちらかと言うと周りから批判的な目で見られている事が多いです。
会社側から協力という形で、昼休みに休憩できずに仕事せざるをえない人もいます。
基本的に休憩は自分の好きなように過ごすことなので、仕事をするのもしないのも、それぞれの価値観の違いはあります。
その人にあった休憩の取り方が大切なので、一方的にどれが正しいとも言えないのが現状です。
しかし、休むときと仕事するときのメリハリをつけたほうが、効率が上がるのは間違いありません。
休める人は昼休みにしっかり休みましょう。