車を所有している方は、カーナビーをつけているという人がほどんどではないでしょうか。
カーナビがあれば、道案内はもちろん、渋滞予測までしてくれるので、ドライブのときにはかかせないものだと思います。
そして、もうすぐ春本番。
連休なども近づいてくるので、遠出をする予定を立てている方も多いのではないでしょうか?
渋滞は嫌ですが、カーナビがついていればある程度、回避出来ることもあるのでより使う頻度も多くなりますよね。
でも、よくよく考えると、カーナビの渋滞予測ってどうやってるのか気になりませんか?
そこで、今回は、カーナビによる渋滞予測についてお伝えしていきます。
カーナビの渋滞予測はとても正確!
カーナビをお使いになっている方は、もうご存じかもしれないですが、渋滞予測って結構な確率で当たっていて、ビックリしたことは、ないですか?
よく調べてみると、この正確性には、ある仕組みが関係しているようです。
VICS(Vehicle Information Communication System)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
このVICSというのは、まず、日本道路交通情報センターに集められた情報を編集して、編集された、渋滞や交通規制などの道路交通情報を毎日休まずリアルタイムに送信します。
その後、情報を共有させるために、カーナビなどの機器に情報を伝達するという仕組みになっています。
このVICSというシステムのおかげで、情報がほぼ正確に配信されるようになっています。
カーナビの渋滞予測予測はどうやってるの?
VICSのシステムを通して、渋滞予測をしていることは、お分かり頂けたかと思います。
しかし、このシステムを用いて、どのように各々のカーナビに情報が届いているかまだ、疑問に思うと思います。
配信のされかたは、電波をGPSに乗せて配信している形になります。
道路を走っていると、よくBOX型をしているものや、出っ張った棒などを見かけると思いますが、そこの下を通るとデータが更新されて、渋滞の予測をするのに役立てています。
ちなみに、渋滞予測をカーナビで行いたい場合に注意があります。
それは、VICSのシステムが搭載されているカーナビを搭載するか、後付けで、VICSを受信する機械を外付けする方法を選択する方法です。
カーナビがあっても、VICSが搭載されていないと渋滞予測は出来ないので注意してください。
このVICSが搭載されているカーナビには、3つの方法で渋滞予測を受信するようになります。
- ① FM多重放送
- ② 光ビーコン
- ③ 電波ビーコン
上記3つの方法によって、主に渋滞予測をカーナビで受け取る事ができます。
ちなみに、①は、ラジオの電波を使って受信しています。
NHK-FMで、現在地~近隣県などの情報を受信しています。
②は、主要幹線道路で光(赤外線)を使って、受信しています。
③は、主に高速道路上で電波を使って受信しています。
これらの、受信方法を上手く、組み合わせカーナビに渋滞予測の電波が送信されると、カーナビ上では、記号や文字、図形などを屈して、私たちが普段見ているカーナビの画像となるのです。
まとめ
最近のカーナビならほとんどが、VICS対応となっているので、渋滞予測が出来るものだと思います。
渋滞予測が行われている仕組みが分かると、面白いですし、その正確さに改めて技術の凄さが分かると思います。
是非、渋滞予測の機能を上手く利用して、快適なドライブをしてくださいね。