ノートパソコンには、スリープとシャットダウンという電源に関するモードがあります。
この2つを使い分けている人も多くいますが、この違いって正しく知っていますか?
また、どのようなときにどちらを使えば良いか分かりますか?
そこで、今回は、スリープとシャットダウンのモードを使い分け方や違いについてお伝えしていきます。
スリープとシャットダウンの違いは
パソコンには、スリープとシャットダウンという機能がついていますよね。
なんとなく2つは似ているので、中には意味を混在して覚えてしまっているなんてかたもいらっしゃるようです。
この2つの違いはどのように違うのでしょうか。
早速説明に入っていきましょう。
スリープとは?
スリープというのは、パソコン内で、作業中のデータを保存したままの状態で、電源の一部を消し、低電力・省エネモードに切り替わり待機している状態のことを言います。
簡単に言い換えると、パソコンが電源の力を少し抑えた状態で休憩を取っていて、次に使う時には、いつでも使用出来るように力を温存してスタンバイしている状態と考えてもらえると良いかと思います。
スリープモードにした場合、解除するのも簡単で、パソコンのキーボードを押したり、マウスを動かしたり、少しパソコンへ触れることで、すぐに通常のモードとなり使用することが出来ます。
ただし、稀にスリープモードから解除しようとしても、何らかの原因でパソコンがスリープモードのままフリーズしてしまったりして、解除が出来ない場合があります。
何を操作してもダメな場合には、パソコンの電源を切り、再起動させるようにしましょう。
再起動すれば、問題は解決することが出来ます。
シャットダウンとは?
シャットダウンというのは、電源をオフにすることで、完全にパソコンの動作を終了させることです。
完全に電源が切れるため、電源ボタンを押さない限りは、パソコンは起動させることができません。
ノートパソコンは毎日シャットダウンしたほうがいいの?
パソコンを毎日使っているなら、シャットダウンではなく、正直スリープのままで置いておいた方が良いと思いませんか。
シャットダウンしてしまうと、起動まで時間がかかるけれど、スリープの状態ならすぐに使えて面倒くさくないですよね。
しかし、この考えのままでは、パソコンの寿命を縮めてしまうかもしれないのです。
結論的には、毎日パソコンをシャットダウンさせた方が良いのです。
スリープの場合、電源が完全に切れるわけではありません。
電源を長時間つけっぱなしにしておくと、パソコン内におけるメモリーに不都合が起こりやすくなります。
あらゆる動作をすることで、メモリー内にデータの不純物のようなものが貯まってきます。
これらが多くなってくると、パソコン内では混乱が生じるようになってくるため、動作が遅くなってしまったり、エラーが生じてしまったりします。
こうしたような状態を起こさないためにも、シャットダウンは必要です。
シャットダウンをすることで、すべてがリセットされるような状態になり、上記のような問題が起こりにくくなります。
パソコンも人間と同じように睡眠が大事で、この睡眠がパソコンにとってのシャットダウンとも言われており、毎日決まってシャットダウンするようにすると、長く使用することが出来ます。
まとめ
パソコンについてお分かり頂けたでしょうか?
スリーブはいつでも使えるように待機してる状態。
シャットダウンは完全に電源が切れた状態。
電源1つにしろ色々あり見解も様々あるようですが、メモリーやパソコンへかかる熱や負荷を考えると、長時間使用しない場合にはシャットダウンを、すぐに使うなら、スリープ状態といったように使い分けることが大切なことなのかもしれません。