すぐお隣の国、韓国と日本の時差があるかどうかご存知ですか?
中国と近いから時差は1時間?と思っている人、結構多いようです。
実は、韓国と日本の時差は昔はあったのに今はないんですって!
ここでは興味深い「韓国と日本の時差」についてご紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
韓国と日本の時差ってあるの?
まずこの答えとしては、
「韓国と日本の時差は、ないことにしている!」
です。まず現在について説明して、その後になぜそうなったのかを次に説明しますね。
あれ?時差ってなんだっけ?
そもそも、時差についてはお分かりでしょうか?
時差は地球が自転することによって生じます。24時間で地球が1周する。そして地球を1周の360度で割ると、1時間に15度ずれる。これが時差の簡単な計算の仕方ですね。
日本は兵庫県の明石市を通る東経135度を基準(標準時子午線)としています。
ここまでは、中学校の知識ですよ!
実際の時差は約32分、だが日本と同じ時刻にしている。
さて、韓国の標準時子午線はいくつでしょうか?
これはわかりませんよね、東経127.5度だそうです。
そうです、経度がずれているので、その約32分は本来は時差なのです。
しかしどういうわけか、その時差を帳消しにしているわけです。四捨五入の感覚なら1時間ずれてもおかしくはないですけどね笑
韓国と日本の時差、昔はあったのに今はない!?
もちろん、昔は時差がしっかりありました。しかしなぜか約32分の時差を帳消しにしている。
そのわけは、歴史が教えてくれます。
日本の統治下になった際に、標準時を同じにされた
1910年ごろ、韓国は日本の統治下でした。韓国併合っていうやつですね。
統治する日本にとって、時差がずれていると政治的に統治しづらかったことでしょう。さらに、韓国を統治したアピールを世界に向けるためにも、絶対的な時間を変えることは、いい材料だったはずです。
そういうわけで韓国は、日本と同じ東経135度を標準時子午線としたのです。
戦後に戻るも、7年後にまた日本と同じに
ご存知、太平洋戦争での日本の敗北。韓国は日本の統治から解放され、1954年に東経127.5度に戻りました!
しかしなんと7年後、再び東経135度に戻ってしまったのです。ややこしいですね…
これは、日韓とアメリカの共同軍事演習が原因のようです。どの時代においても政治が関わっているんですね。
こういう記事も読まれています
遠いようで近い国といえばロシアもそうではないでしょうか?
ロシアと日本の時差ってどれぐらいなんでしょう?即答できますか?
そういえばロシアってめちゃくちゃ広いけど、国土内でも時差はあるの?
そんな疑問にお答えします!
まとめ
いかがでしたか?複雑に絡み合う日本と韓国の関係、これが時差にも影響していたなんて!
昔は時差があったのに今はなくなっているんですね。
これで韓国の時差はバッチリ!お子さんに聞かれても、ドヤ顔で教えてあげましょう!笑