最近では、海外旅行や留学も身近なものになってきて、そこで出会った方とお付き合いが始まったりもあると思います。
私もまさにその一人で、フランス人と結婚し、フランスで生活をしています。
国際結婚に限らず長くうまくやっていくにはお互いの文化や、今置かれている状況の中で良い所を見つけて、いかに前向きにとらえ考えるかがいちばん大事だと思います。
今外国人のカレがいる方、これからチャンスがあれば是非付き合いたいという方に参考になれば幸いです。
フランス人の親戚付き合い
私の夫はフランス人ですが出会ったのが英語圏だったので最初は英語で会話していて全くフランス語は話せませんでした。
日本と違い一般的にフランスでは親戚付き合いがとても密です。
これは、国際カップルにとってとても難しい問題です。
全く言葉が喋れないなか7,8時間親戚の集まりで過ごすなんてことはよくあります。
多いときは12時間ほどにのぼることもあります。
最初こそ笑顔で頑張っていましたが5時間もすれば疲れて少し携帯をいじり始めたりしていたのですが、やはりそれだと彼からすると面白くなく最初の一年は集まりのあとはいつも激しい喧嘩を繰り広げていました。
日本とは違いフランスでは新しく入ってきた人に気を使って話題をふってあげたりする文化もなく入りたければ勝手にどうぞというスタンスなので特に日本人には厳しいです。
心を強くもって!嫌味が大好物なフランス人
よくフランス人は嫌味な人が多いという話をよく聞くかと思います。
実際に住んでみて嫌味をはじめ言わなくてもいいことやこっちの気持ちなどあまり考えずに発言する人が多いように感じます。
夫の母は最初彼が私を日本人と言ってもシノア(フランス語で中国人という意味)と呼んでいました。
特に彼女に悪気はないのですがあまり良い気はしないですよね?夫が日本人だよと言って訂正しても彼らは同じようなものじゃないと言います。
確かに私たちが白人や黒人をみて国籍がわからないように彼らにもアジア人を見分けることは至難の業なのでしょうが気遣いや配慮が少しあってもいいなと感じます。
私がフランス語を喋るとやはり少しアジア人訛りになってしまうのですがそれを笑ってくる人もいます。
やっぱり愛の国!ロマンチック
ここまで少しフランスのいやな面を書いてしまいましたが、良い面もたくさんあります。
やはり彼らはとてもロマンチックです。
毎日の”愛してる”、”綺麗だよ”は当たり前でバレンタインには毎年私の好きなピンクのバラを跪いて渡してくれます。
テレビを見ていて中年のご夫婦だったのですが優勝すると賞金がもらえるゲームに旦那さんが参加していて優勝が決まったときに奥さんが”あなたのことを誇りに思う”と言ったのですが旦那さんは”僕は君のことを25年前からずっと誇りに思っている”と返していました。
なかなか日本人には言えない言葉ですよね。それに感動していたら夫は私に25年後同じ言葉をかけってくれると言ってくれました。
やはり素敵な言葉を毎日かけてもらっていやな気がする女性はいないと思います。
夫婦になってもカップルみたいな一面を持ち合わせてるって理想ですよね。
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さいごに
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いろいろ書きましたが日本で結婚されても同じように各家庭ずつに問題があると思います。
私は今の人の一緒になって全く後悔していませんが1年目は何度日本に帰ろうと思ったか分かりません。
今国際結婚に踏み切ろうか迷っている方も頑張ってください!